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「心電図で要精密検査」になったら?費用の目安や受診すべき5つの症状を医師が解説!

「心電図で要精密検査」になったら?費用の目安や受診すべき5つの症状を医師が解説!

心電図の精密検査の内容とは?

心電図検査で異常を指摘された際に実施する、精密検査の内容を解説していきます。

ホルター心電図

ホルター心電図は、小型の心電図の機械を胸に取り付けて、普段通りの生活をしながら約24時間連続で心電図を記録する検査です。機械を付けたままでも、いつも通りに過ごすことができます(機種によって湯船への入浴や激しい運動は制限されることがあります)。この検査では、次のようなことが分かります。

1日の脈の速さ

不整脈の種類や発生した回数

胸の痛みや動悸などの症状が出たときの心電図の変化

短い時間の心電図では見つけにくい異常を見つけるのに役立ちます。機種によっては数日〜1週間くらいの期間で記録できるものもあります。

心臓超音波(心エコー)検査

心臓超音波(心エコー)検査は、超音波を使って、心臓の様子を画面に映し出す検査です。胸にゼリーを塗り、超音波を出す器具を当てて調べます。痛みや体への負担はなく、ベッドに横になっているだけで終わります。この検査では、次のようなことが分かります。

心臓の部屋の大きさや、筋肉の壁の厚さ

心臓がポンプとして正常に動いているか

血液の逆流を防ぐ「弁」がきちんと働いているか

血液がスムーズに流れているか

心臓の構造に異常がないかを、正確に調べることができます。

運動負荷心電図

運動負荷心電図は、安静にしている時の心電図では分からない異常を見つけるために、あえて運動をして心臓に負担をかけた状態で行う検査です。具体的には、心電図や血圧計を体につけたまま、動くベルトコンベアの上を早歩きしたり(トレッドミル検査)、固定された自転車のペダルをこいだりして検査します。この検査では、次のようなことが分かります。

運動した時に胸の痛みや息切れなどの症状が出ないか

運動によって脈の乱れ(不整脈)が起こらないか

心臓の筋肉に血液が足りなくなる病気(狭心症など)のサインが出ないか

その他の検査

心電図や心エコー検査のほかに、必要に応じて次のようなさらに詳しい検査が行われることがあります。

血液検査:血液中の成分を調べ、脈の乱れの原因や心臓の負担度合いを確認します。

胸部レントゲン:心臓が大きく膨らんでいないか、心電図異常につながる肺や骨格の異常がないかなどを確認できます。

冠動脈CT検査:造影剤とX線を使い、心臓に血液を送る血管(冠動脈)が狭くなっていないかを立体画像で調べます。

心臓MRI検査:心臓の筋肉の動きや厚さ、性状などを評価し、筋肉や血流の異常を評価します。

心筋シンチグラフィ:微量の放射性医薬品を注射し、心臓の筋肉の血液の流れや細胞の代謝状態を画像化する検査です。

心臓カテーテル検査:手首や足の付け根の血管から細い管(カテーテル)を心臓まで入れ、血管の詰まり具合を直接確認する精密な検査です。

これらの検査により、病気の原因を正確に突き止め、適切な治療方針を決めることができます。

「心電図の精密検査」の見方と再検査が必要な結果

どのような心電図の指摘があると受診すべきなのかを解説していきます。

「心電図の精密検査」の結果の見方

健診結果は、多くの場合主に次の4つに分けられ、それぞれ対応が異なります(健診によってコメントの内容は若干異なることがあります)。

①異常なし:追加の対応は不要です。

②要経過観察:軽い変化があり、生活に気をつけながら定期的な健診などで再検査を受けましょう。動悸などの症状の自覚があれば、早期に受診しましょう。

③要精密検査(要再検査):病気が隠れている可能性があるため、医療機関で詳しい検査を受けます。

④要治療:早急に受診し、治療を始めます。

心電図の異常には、心配ないものが多いですが、重大な病気のサインが混ざっていることもあります。自己判断で放置せず、専門医から結果の意味や今後の対応についてしっかり説明を聞くことが大切です。

「心電図の精密検査」の再検査基準と内容

再検査では、ホルター心電図・心エコー・運動負荷心電図など、症状や指摘内容に応じた検査が選ばれます。費用は3割負担でおおよそ1,500〜10,000円程度が目安で、追加検査がある場合はさらに費用がかかることがあります。受診先は循環器内科が基本です。自覚症状がない場合でも1か月以内を目安に受診し、症状がある場合は早急に対応してください。検査結果に応じて、経過観察・生活習慣の改善・薬物療法・手術など個々の状態に合わせた治療方針が決まります。

配信元: Medical DOC

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