どう生まれた? 何台つくられた? トミカの知らなかった一面に、記者たちも前のめり
こども記者の取材に応えてくれるのは、トミカ事業室マーケティング課の吉原有也さんと犬養風音(ふうね)さん。

トミカにも長く携わっている入社24年目の吉原さんと、入社2年目のフレッシュな犬養さん。このベテラン×若手のコンビが、今日のトミカの世界を案内してくれます。
2人と向き合ったところで、 トミカの世界をひもとく“学びの時間”が始まりました。最初に用意されていたのは、トミカの歩みを紹介するショートムービー。

1970年に6車種が同時に発売されたことが、トミカの長い歴史の始まりなんだそう。

画面の中で次々と走り抜けていくトミカに、こども記者たちはグッと心をつかまれたようでした。
次は「トミカの誕生秘話」へ。長年遊んできたのに、我が家も実は知らなかった“はじまり”のエピソードです。

1960年代、外国製のダイキャストミニカーが人気を集めていたころ。「国産車のミニカーを子どもたちに届けたい」──。そんな想いを抱いたのが、タカラトミー2代目社長・富山允就(まさなり)さんでした。その想いが形になり、1970年にトミカが誕生したのだそうです。
ちなみに「ダイキャスト」とは、亜鉛合金などの金属を溶かして型に流し込むつくり方のこと。手に持つと感じる“ずっしり感”や、丈夫さ、金属ならではの質感が魅力です。
続いて、吉原さんからこども記者たちにクイズが出題されました。「さて、今までトミカは何台つくってきたでしょう?」

記者たちは「100万!」「1000万!」「1億!」と元気に答えていきます。しかし正解は、そのさらに上をいく “10億台”。

「えぇー!」と驚きの声が上がり、取材の空気が一気にワッと盛り上がりました。日本の人口は、1億2千万ちょっと。その10倍近くのトミカが、これまでつくられてきたということになります。改めてすごい数ですよね。
続いて、発売当初からずっと大切にしてきた、トミカの代表的な6つのこだわりについても教えてもらいました。

10年近く息子が遊ぶ姿を見てきたからこそ、手で軽く転がすだけで走る「走行性」や、子どもを傷つける恐れのあるサイドミラーをあえてつけない「安全性」、そして子どもの手にすっぽり収まる「サイズ」は、これまでも“そうだよな”と実感していた部分でした。
けれど、今回改めて驚かされたのは、その「サイズ」に隠れたもうひとつの理由。
本来なら大きさがまったく異なるトラックと軽自動車も、“あの赤い箱に収まる範囲で最大限リアルに見せる”ためにデザインし直しているということ。

トミカの箱の横幅は誕生してからずっと78㎜のままで、その箱に入る大きさにするために、クルマごとにスケール(大きさの比率)を変えているのだそう。この職人技のような調整が、トミカの世界を支えていると知り、思わずうなってしまいました。
また、毎月第3土曜にトミカが2種発売されていることは知っていましたが、その裏で毎回2種が姿を消しているという事実にもビックリ。
でも、こうした入れ替わりがあるからこそ、飽きることなく、誕生から56年目の今も愛され続けているのだと感じました。
質問タイムに突入! こども記者がトミカ担当者に“気になること”を直撃
いよいよ質問タイムがスタート。こども記者たちは、緊張しつつも期待で目を輝かせていました。はたして、このドキドキの中でしっかり質問できるのでしょうか。
