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「肝機能の精密検査」の”3つの注意点”はご存じですか?どこで受けるかも医師が解説!

「肝機能の精密検査」の”3つの注意点”はご存じですか?どこで受けるかも医師が解説!

「肝機能の精密検査」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「肝機能の精密検査」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

お酒を飲まないのに肝機能の数値で引っかかるのはなぜですか?

岡本 彩那(医師)

肝機能障害の原因としてお酒は一因となりますが、それだけではありません。例えば脂肪肝でも肝機能障害が起こりますし、その他の病気があっても肝機能障害は起こりえます。肝機能の数値で引っかかったのであれば一度病院で精密検査を受けましょう。

肝機能の精密検査には、どれくらいの日数や費用がかかるのでしょうか?

メディカルドック監修医

肝機能の精密検査としては、はじめは腹部超音波検査と血液検査を行うことが多いでしょう。腹部超音波検査は20分程度ですが、当日絶食である必要があります。血液検査については項目にもよりますが、数日〜1週間程度かかるものもあります。費用についてはどの項目を検査するかにもよりますが、自己負担額として3,000〜4,000円程度が多いです。それらの結果によって追加で検査が行われていきます。

沈黙の臓器と言われる肝臓ですが、悪化しているサインに自分で気づくことはできますか?

メディカルドック監修医

肝臓の病気として悪化しているサインにはなかなか気づくことができないでしょう。気づくとすれば、病気がかなり進行しており、さまざまな症状として表れているときなどになります。そのため、病院での検査が重要となります。

肝機能の検査結果のASTとALTの数値は、どちらが高いとより注意が必要なのでしょうか?

メディカルドック監修医

どちらも注意が必要です。ASTとALTはともに肝機能障害の指標となりますが、その比率や上昇の推移などでどこに障害が起こっているか、どのような病態かなどを判定する指標になります。

まとめ

肝臓はダメージを受けている、何らかの病気を発症しているという状況でもなかなか自覚症状として現われにくい「沈黙の臓器」です。そのため、まったく自覚症状がなくても健康診断などで肝機能障害が指摘され、検査を受けてみたら重病であった、ということも十分にあり得ます。肝機能異常は肝臓のSOSです。指摘されているのであれば決して放置せずに、一度病院での精密検査を受けましょう。

「肝機能の精密検査」の異常で考えられる病気

「肝機能の精密検査」から医師が考えられる病気は12個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

消化器系の病気

消化器系

脂肪肝

薬剤性肝障害

肝細胞癌

慢性肝炎

肝硬変急性肝炎自己免疫性肝炎

総胆管結石

すい臓がん

胆道がん

原発性硬化性胆管炎

内分泌系の病気

内分泌系

甲状腺機能低下症

肝機能異常は肝臓の病気やそれ以外の病気によるものもあり得ます。

「肝機能の精密検査」が望ましい症状

「肝機能の精密検査」が望ましい症状は8個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

白目が黄色くなってきた

皮膚が黄色くなった

皮膚がかゆい

疲れやすい

おなかが痛い

おなかが張ってきた

体重が減った

むくみが出てきた

肝臓による症状はなかなか自覚症状として現われません。症状が出た時点で病気がかなり進行していることが考えられます。すぐに病院を受診しましょう。

参考文献

医学書院専門医のための消化器病学第3版

MCメディカ出版肝炎診療バイブル第5版

配信元: Medical DOC

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