認知症の疑いがある際の対処法

早めに医療機関を受診する
認知症が疑われる場合は、脳神経内科や脳神経外科、もの忘れ外来などの専門医を受診するようにしましょう。
特に、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症、甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏などは治療により改善が期待できるため、早期診断が重要です。
治療と生活環境の調整
診断後は、薬物療法とともに生活環境の調整が重要です。カレンダーや時計の活用、ラベル表示などにより混乱を減らし、本人の自立を支える工夫が推奨されます。
また、本人の自尊心を尊重し、否定や叱責を避けることが行動・心理症状の悪化予防につながります。
生活習慣の改善
認知症の発症や進行には生活習慣が関与しており、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの管理が重要です。
また、身体活動、社会的交流、聴力・視力の維持なども認知機能の維持に関係するとされています。
「認知症と物忘れの違い」についてよくある質問

ここまで認知症と物忘れの違いについて紹介しました。ここでは「認知症と物忘れの違い」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
認知症の方にやってはいけないことを3つ教えてください。
村上 友太(むらかみ ゆうた)医師
①強く否定・叱責する
②急かす・無理にやらせる
③環境を頻繁に変える
これらは不安や混乱を強める可能性があります。本人のペースを尊重し、安心できる環境を整えることが重要です。

