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「渋谷が資本によって死んでいく」ハンズ・西武の2026年W閉店が問う“渋谷のアイデンティティ"

「渋谷が資本によって死んでいく」ハンズ・西武の2026年W閉店が問う“渋谷のアイデンティティ"

「再開発が進むにつれ、真に渋谷固有の文化性を支えていたものや要素たちがバタバタと失われていくというのは、あの街が資本によって死んでいくという話に具体的な説得力が出てきてしまったように思う。都会のように扱ってはいるが、実際には小さな商いや創作活動の集合が渋谷を渋谷足らしめていたわけで」——。ハンズ渋谷店の11月閉店と西武渋谷店の9月末閉店が相次いで発表された渋谷に関して、Xでは個人の思い出とともに、もっと根深い問いが浮かび上がっている。「渋谷らしさ」は何によって成り立っていたのか。そしてそれは今、誰によって、なぜ失われようとしているのか。

「誰かの失敗ではなく、合理的に動いた結果」

生活雑貨チェーンのハンズは5月25日、旗艦店の渋谷店を11月に閉店すると発表した。1978年9月の開店以来48年間、約10万点の在庫と全館を結ぶ408段のスキップフロアという独自の構造で知られてきたが、テナントの賃貸借契約の終了に伴い幕を閉じる。移転はなく完全閉店となる。

この閉店についてXではさまざまな分析が広まった。

「昨日、ハンズ渋谷店にいったらフロアに会計がないので、店員に『少なくなった?』と聞いたら『人手が足りない』と苦笑い。賃貸契約で終了はキッカケのようだ。近くのロフトの中身も変わっていたし」

「西武渋谷店が9月で営業終了、ハンズ渋谷店が11月で営業終了。ともに賃貸借契約絡み。街はどんどん変わっていけばいいやとは思うが、さすがにこのふたつの店が渋谷から消えるのは淋しいかも西武渋谷店が9月で営業終了、ハンズ渋谷店が11月で営業終了。ともに賃貸借契約絡み。街はどんどん変わっていけばいいやとは思うが、さすがにこのふたつの店が渋谷から消えるのは淋しいかも」

誰かが悪意を持って壊したわけではない。法律も契約も、再開発計画も、それぞれの論理で動いている。それでも「街の記憶が先に切れていく」という感覚は、多くの利用者の言葉に共通して滲んでいた。

「80〜90年代の渋谷は完全に過去のものとなる」

西武渋谷店は1968年、旧セゾングループの旗艦店として渋谷スクランブル交差点近くで開業した。無名の若手デザイナーの商品をバイヤーの感性で組み合わせ提案する手法で、コムデギャルソン・イッセイミヤケ・ヨウジヤマモトが世界的に流行するきっかけを作り、「DCブランド」ブームの聖地として一時代を築いた。

ハンズの記憶についても語られた。

「渋谷ハンズ。近くに渋谷チェルシーホテルというライブハウスがあってライブ前に時間潰しで寄ってた。階段が沢山あって面白い。迷ってしまう感じもあったけど色んな物に出会えて好きだった」

「自分が若者だった頃には何度か足を運んだ事、階段でつながれてる店内を懐かしく思い出す」

2020年の東急百貨店東横店(西館・南館)閉館、2023年の東急百貨店本店閉店(56年の歴史)に続く今回の西武・ハンズの相次ぐ閉店により、渋谷から「百貨店」という業態が消える。

配信元: iza!

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