「渋谷を渋谷足らしめていたもの」
「再開発が進むにつれ、真に渋谷固有の文化性を支えていたものや要素たちがバタバタと失われていく」という指摘が示す問いは単純ではない。(東急)ハンズも西武も「来なければわからない体験価値」を持っていた。
「渋谷から西武が消え、ハンズも消えるとなると、あっち側はあとパルコとタワレコか。淋しくなるなあ」
「今年で渋谷から西武とハンズが消えるなんて年始の頃は思いもしなかったな。今以上に渋谷がつまらない街になってしまうな…」
「渋谷における東急vs西武の攻防戦、長い歴史に一旦幕引きかな。西武は地権者合意でゴタつき、ハンズ渋谷は東急に身売りされた上に賃貸借契約満了。渋谷再開発は駅近商業に移行しつつあり、駅外への回遊性が犠牲に。結果、新陳代謝が上手く行ったパルコと宮下パーク以外はジリ貧になった」
渋谷では2024年に渋谷サクラステージ・渋谷アクシュが開業し、東急百貨店本店跡地の「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」(地上34階・2029年度竣工予定)、渋谷スクランブルスクエア第2期(2031年度グランドオープン見込み)と、建設は続いている。ただ、新しい建物が建つことと街が「魅力的になる」ことは別の話だ。
「どこにでもあるような商業施設にはなって欲しくないなぁ」
この一文に込められた願いは、規模や利便性ではなく「ここでしか出会えない体験」への要求だ。西武が消え、ハンズが消えるこの街に何かが残せるか——それが、2026年の渋谷に突きつけられた問いとして残っている。

