まとめ

拘縮とは、関節の周囲にある筋肉や腱、靱帯、関節包、皮膚などが短縮・硬化し、関節の動きが制限される状態を指します。長期の安静や麻痺、痛みによる不動、脳卒中などの神経障害、やけどや手術後の瘢痕などの要因で、関節を動かさない時間が続くと、コラーゲン線維の増加や線維化が進み、関節が曲がったまま・伸びたまま戻りにくいです。予防には、日常生活のなかでこまめに関節を動かすこと、適切な体位変換やポジショニング、ストレッチや軽い運動が有効です。すでに拘縮がある場合は、痛みのない範囲での関節可動域訓練や温熱療法、装具・福祉用具の活用に加え、必要に応じてリハビリ専門職や整形外科・形成外科などによる医療的介入を受けることが大切です。
参考文献
『拘縮の病態とメカニズム』(日本ペインリハビリテーション学会)
『麻痺 』(健康長寿ネット)
『筋萎縮(きんいしゅく)とは』(With your SMA)
『・せき柱及びその他の体幹骨、上肢並びに下肢の障害に関する障害等級認定基準について(◆平成16年06月04日基発第604003号)』(厚生労働省)
『高齢者の身体的特徴 』(健康長寿ネット)
『瘢痕拘縮』(日本形成外科学会)
『なるほど、なっとく運動療法』(市川市医師会)
『Kagayaki』(東北医科薬科大学病院)
『整形外科手術』(脳性麻痺ガイドライン)
『負担が少なく無理のない拘縮(こうしゅく)ケアのポイント | 介護の便利帖』(あずみ苑)
『高齢者福祉施設におけるポジショニング』(静岡県立大学短期大学部 )

