アルドステロン症を発症する原因

アルドステロン症は原発性アルドステロン症といって副腎の腫瘤や過形成が原因の場合と、続発性アルドステロン症といって副腎以外が原因の場合があります。
ただし、一般的には、アルドステロン症と言った場合、原発性アルドステロン症のみを指すことが多いです。
副腎腫瘤によって起こる原発性アルドステロン症
副腎腫瘤でアルドステロンを産生する細胞が増えてしまった場合や、副腎の過形成といって副腎が少し大きくなって働きすぎている状態になってしまった場合、アルドステロンが過剰に分泌されることがあります。
副腎以外の原因によって起こる続発性アルドステロン症
副腎以外の異常に反応してアルドステロンが増えるタイプのアルドステロン症もあります。
続発性アルドステロン症では、腎動脈狭窄などで腎臓への血流が低下する場合や、心不全、肝硬変などの原因で、アルドステロンが過剰に分泌されます。
アルドステロン症になるとどんな症状が現れる?

アルドステロン症の大部分は無症状です。健康診断で偶然高血圧を指摘され、主に加齢による血圧上昇が疑いにくいほど若い場合や、電解質の異常を伴う場合、普通の降圧薬で血圧低下が認めにくい場合に精査され、原発性アルドステロン症と診断される場合があります。
半数程度で低カリウム血症をきたす場合もありますが、低カリウム血症の症状であるだるさや力の入りにくさ、足のつりなどが出るケースは経験上稀です。

