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「抗血小板薬」の”効果と副作用”はご存じですか?医師が種類・注意点を徹底解説!

「抗血小板薬」の”効果と副作用”はご存じですか?医師が種類・注意点を徹底解説!

「抗血小板薬」の正しい服薬や注意点

自己判断で抗血小板薬の服薬を中止しないこと

抗血小板薬の内服中に、鼻血(鼻出血)、あざ(皮下出血)など、血が止まりにくい症状がみられると、自己判断で中止される方がいらっしゃいます。医学的に中止せざるを得ない場合もありますが、自己判断で抗血小板薬を中止すると、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症を引き起こす可能性が高くなります。出血がある、または血が止まりづらいなどの場合は、自己判断で中止せず、必ず薬を処方している医療機関に連絡し、中止するか続けるかについて確認しましょう。

2種類の抗血小板薬を飲む併用療法について

抗血小板薬2剤併用療法は、①急性期の軽症の非心原性脳梗塞や高リスクの一過性脳虚血発作と②冠動脈ステント留置後(狭心症や心筋梗塞に対する)に使用されます。出血のリスクよりも、血栓症のリスクが高い時期に行われます。①の場合であれば、21〜30日程度の短期間行われます。②の場合では、出血と血栓症のリスクを考慮して、数か月〜12か月程度行われます。

「抗血小板薬」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「抗血小板薬」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

処方される抗血小板薬には、具体的にどのような種類の薬がありますか?

大沼 善正(医師)

血小板の凝集を抑える薬は、作用する受容体や酵素の違いによって分類されます。COX-1阻害薬としてアスピリン(バファリン、バイアスピリン等)、P2Y12受容体拮抗薬としてクロピドグレル(プラビックス等)・プラスグレル(エフィエント等)・チカグレロル(ブリリンタ等)、PDE3阻害薬としてシロスタゾール(プレタール等)があります。それぞれ作用機序や使用場面が異なります。

「抗血小板薬」と「抗凝固薬」の違いを教えてください?

大沼 善正(医師)

抗血小板薬はその名の通り、「血小板が集まって、血栓を作るのを防ぐ」薬です。主に動脈の血栓症予防に使用されます。抗凝固薬は、凝固因子というタンパク質の働きを抑え、フィブリン(細い糸状のタンパク質)の網をできにくくする薬です。主に静脈血栓症の予防に使用され、心房細動による脳梗塞予防にも役立ちます。抗血小板薬と抗凝固薬をまとめて、抗血栓薬と呼ぶこともあります。

血栓予防で抗血小板薬を飲むと副作用で鼻血が出やすくなりますか?

大沼 善正(医師)

抗血小板薬では鼻血(鼻出血)が起こりやすくなります。鼻出血が止まらない場合や、繰り返す場合には、主治医や医療機関に相談しましょう。

配信元: Medical DOC

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