編集部まとめ
白内障の経過観察(術前・安定期)にかかる費用は、定期受診(検査料)と点眼薬代が中心です。3割負担の場合、受診1回あたりおおむね800〜2,000円、点眼薬は月400〜850円程度が目安です(3ヶ月に1回通院なら、月平均の受診費はさらに低くなります)。長期にわたることが多いため、早めに費用感を把握し、利用できる制度を知っておくことが大切です。
経過観察中の1回あたりの受診費用は、検査内容により800〜2,000円程度(3割負担)が目安です。
点眼薬(ピレノキシン系・グルタチオン系)の月々の費用は、薬価+調剤料でおおむね400〜850円程度。後発品を活用すると半額以下に抑えられる場合があります。
大病院への紹介状なし初診では選定療養費(おおむね7,000円前後)がかかることがあるため、定期通院はかかりつけの眼科クリニックが費用面でもおすすめです。
医療費控除(1年間の医療費が10万円を超えた場合)や高額療養費制度など、複数の公的制度を活用することで自己負担を軽減できます。
白内障と診断されたら、主治医や眼科クリニックのスタッフに費用や通院頻度について早めに確認しておきましょう。費用の見通しが立つだけでも、長期の通院は続けやすくなります。また、手術の時期が近づいたら限度額適用認定証の取得を検討するなど、一歩先の備えをしておくことも大切です。
「お金のことを聞いていいのかな」と遠慮してしまう方もいますが、病院の医療ソーシャルワーカーや窓口に費用のことを尋ねても全く問題ありません。一人で抱え込まず、ぜひ早めに相談してみてください。
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。診療報酬点数・薬価・制度の内容は改定により変わることがあります。実際の費用・制度の詳細については、受診する医療機関または各行政窓口にご確認ください。本記事は医療行為の診断・処方・治療を目的としたものではありません。
参考文献
厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」
厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等」

