DHAが多い食べ物とは?メディカルドック監修管理栄養士が一日の摂取量・効果・不足すると現れる症状・過剰摂取すると現れる症状・効率的な摂取方法などを解説します。

監修管理栄養士:
西岡 佳余子(管理栄養士)
短大卒業後27年以上、医院、保育園で栄養士として、給食管理、調理、食育の経験を積み、保育園勤務中に管理栄養士資格を取得しました。今後は今までの経験を活かし管理栄養士として、特定保健指導や栄養相談など幅広く活動をしていきたいと思っています。
「DHA」とは?

青魚に多く含まれる成分で、日々の健康維持をサポートします。DHAは正式名称「ドコサヘキサエン酸」といい、体内で十分量を合成しにくいため、食事からの摂取が推奨されるn-3系脂肪酸です。脳や目、心臓の健康維持に重要な栄養素です。また、オメガ3脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸です。体内で合成できないため、食品から摂取する必要があります。特に青魚(サバ、イワシ、サンマなど)や魚油に多く含まれていますが、酸化しやすいため新鮮な魚や缶詰を活用すると効率的に現代人に不足しがちな脂質バランスを補うのに役立ちます。
DHAの一日の摂取量

DHA単独の一日の摂取量は、日本人の食事摂取基準では設定されていません。DHAはEPAやα-リノレン酸などと同じn-3系脂肪酸に分類されるため、摂取量の目安は「n-3系脂肪酸全体」として示されています。n-3系脂肪酸については、欠乏症の回避を目的とした必要量を算定する十分な研究がなく、健康な日本人でn-3系脂肪酸の欠乏が原因と考えられる症状の報告もないことから、日常的な摂取量の中央値をもとに目安量が設定されています。
目安量は、男女0歳~2歳0.7~0.9(g/日)、3歳~9歳1.0~1.5(g/日)、10歳~49歳は1.7~2.2(g/日)、50歳以上1.9~2.3(g/日)、妊婦は約1.7(g/日)、授乳婦は約1.7(g/日)です。DHAを意識して摂る場合は、これらのn-3系脂肪酸全体の目安量を参考にしながら、青魚などを食事に取り入れるとよいでしょう。

