中学卒業の日、スクリーンタイムのパスコードを娘本人に手渡した。「成績が落ちたら管理型に戻す」条件付きで
そして迎えた中学卒業のタイミング。彼女は娘さんに「これからは親が制限するのではなく、自分の時間を自分で管理しなさい」と伝え、スクリーンタイムのパスコードを本人に教えました。
ただし、「成績が著しく落ちたり、生活リズムが乱れたりしたら再び管理型に戻す」という条件を設けた上での移行です。
その結果、17歳になった今、娘さんは自分でダウンタイムを設定して睡眠時間を確保し、テスト前には自らスマホをリビングに置いて勉強に集中できるようになったそうです。
なお、高校に上がると、友達とのやり取りは、InstagramのDMが中心に。「もしこの段階で初めて持たせていたら、SNS独特の空気感やマナーに戸惑い、友人関係の構築に遅れをとっていたのではないかと感じました」と彼女。デジタルコミュニケーションの「場の空気」は、ひと日ふた日で身につくものではありません。早い段階から経験を積んでいたことが、高校での新しい環境への適応をスムーズにしてくれたようです。
「失敗は教育のチャンス。子どもを信じて任せる勇気も、いつかは必要になる」
約10年にわたるスマホとの向き合い方を振り返り、彼女は同じ悩みを持つ親へこんなメッセージを贈ります。
「高校生になれば、スマホは生活の一部。それまでに、いかに『自分の時間を自分で守る力』を育てられるかが勝負だと思います。失敗は必ずしますが、その時こそ教育のチャンス。制限という形にとらわれすぎず、子どもを信じて任せる勇気もいつかは必要になりますよ」
没収が火に油になった中2の夜から、自らスマホを手放してテスト勉強に向かう高校生の娘。親子で積み重ねた対話と失敗の歴史が、今の「全く悩んでいない」という穏やかな日常を作り上げたのです。
(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
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