国際問題や時事問題を扱った番組を自分から視聴。スマホが受験対策にもなっていた
苦労の絶えない数年間でしたが、スマホが確かな恵みをもたらした場面もありました。息子さんはスマホで国際問題や時事問題を扱った番組をしばしば視聴するようになり、受験期の社会・現代文・英語長文読解・英語リスニング・論文対策に役立っていたそうです。
「取り上げる方向よりも、より良いスマホの使い方について親子で話し合う方が、現代の子育て事情には合致していると感じました」と彼女は振り返ります。
制限や管理に終始するのではなく、スマホとどう向き合うかを一緒に考えるプロセスそのものが、子どもの成長につながっていたのかもしれません。
「ネットリテラシーは自然とは身につかない」——忍耐強く話し合いを繰り返すことが、唯一の近道
数々の葛藤を経た彼女が、同じ悩みを抱える親へ伝えたいこととして語ったのは、対話を続けることの大切さです。
「今の時代、学校からのお知らせや宿題の連絡、レポート作成から課題提出に至るまで、学校生活とスマホは切っても切れない関係になっています。学校側もスマホ管理を家庭に求めながら、長期休暇に入った後に宿題を追加してくることもある。現代っ子から完全にスマホを取り上げるのは、無理な教育環境になっています」と現状を綴ります。
「面倒で繰り返しの多い作業にはなりますが、どうか忍耐強く親子でスマホとの付き合い方について話し合いの場を設けてください。そんなことを繰り返しているうちに、大学生になる頃にはネットリテラシーも身についてくると思います。でも、『自然と』は身につかないように感じています」と、彼女はメッセージを締めくくりました。
制限のいたちごっこに疲弊しながらも、対話を諦めずに数年間向き合い続けた50代女性のリアルな体験談でした。
(文:ママテナ編集部)
※この記事は、ママテナ編集部が2026年5月に実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
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