入眠に必要な要素とは?
「睡眠に誘われるときというのは、内臓や脳などの深部体温が下がってくるときなんですね。なので、いかに上手に体温を下げるかが寝つきのよさのポイントに。よく赤ちゃんはからだが温かくなると眠くなっているサインと言われますが、それはまさに体温を上昇させることで熱を放出し、深部体温を下げているのです。大人の場合は、寝る前にお風呂に入ると寝つきがよくなる、と言われますが、原理は同じ。一度入浴で深部体温を上げると、あとは自然と下がるため、入眠しやすくなるのです。ただ、下がるまでに90分ほどかかるため、すぐに寝たい場合はサッとシャワーで済ませたほうが得策です」(井坂先生)
投薬よりも生活習慣が睡眠を整える
「よく不眠が原因でクリニックにいらっしゃる患者様は、薬を出してとおっしゃる方が多いのですが、実は生活習慣を整えたほうが不眠解決に効果的というデータが出ているんです。それは例えば寝る2時間前からはケータイを見ない、運動をする、朝同じ時間に起床するといったこと。もし読者のみなさんで不眠に悩んでいる方がいたら、まずは日々の生活から見直してみてください。また、サプリなどは中毒性はないにしろ、摂取のし過ぎもよくないので、適宜取り入れるのがいいですね」(井坂先生)

