パクチーの栄養素を効率的に摂取する方法

生のまま取り入れる
パクチーに含まれるビタミンCは熱に弱い性質があります。そのため、加熱しすぎると栄養素が失われやすくなります。サラダやトッピングなど、生のまま取り入れることで、ビタミンCを効率よく摂取しやすくなります。
汁ごと食べられる料理にする
パクチーに含まれるビタミンCやカリウムは、水に溶けやすい性質を持つ栄養素です。そのため、茹でたり水にさらしたりすると、栄養素が流出しやすくなります。スープや鍋料理、フォーなど汁ごと食べられる料理に加えることで、溶け出した栄養素も無駄なく摂取しやすくなります。
油と組み合わせて食べる
パクチーに含まれるビタミンKは脂溶性の栄養素です。脂質と一緒に摂ることで吸収されやすくなるため、オリーブオイルを使ったサラダや炒め物などで取り入れると効率よく摂取しやすくなります。ドレッシングやナッツ類と組み合わせるのもおすすめです。
パクチーの保存方法や期間

冷蔵保存
パクチーは乾燥しやすいため、湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋やポリ袋へ入れて野菜室で保存する方法がおすすめです。根付きの場合は、根元を軽く湿らせると鮮度を保ちやすくなります。保存期間の目安は2〜5日程度です。葉がしおれやすいため、早めに食べ切るようにしましょう。
冷凍保存
パクチーを長く保存したい場合は、冷凍保存が便利です。水洗い後にしっかり水気を拭き取り、使いやすい大きさに切って保存袋へ入れて冷凍します。保存期間の目安は約1か月です。解凍後は食感が変わりやすいため、スープや炒め物など加熱料理に適しています。
「パクチーの食べ過ぎ」についてよくある質問

ここまでパクチーについて紹介しました。ここでは「パクチーの食べ過ぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
パクチーを食べ過ぎると起こる症状はなんでしょうか?
中島 三容子(管理栄養士)
腹痛や下痢などの消化器症状や、体質によってはアレルギー症状が現れることがあります。
パクチーを大量に食べた場合や、胃腸が敏感な方では、不溶性食物繊維などの影響で腹痛や下痢、場合によっては便秘などの消化器症状が現れることがあります。また、パクチーはセリ科植物のため、体質によっては食べる量にかかわらず、口のかゆみやじんましん、喉の違和感などのアレルギー症状が現れることもあります。さらに、香りの強い食品のため、摂取後に呼気や汗のにおいが変化したと感じる可能性はありますが、パクチー特有の香り成分が直接体臭を強くすると明確に示した科学的根拠は現時点で限定的です。
パクチーを毎日食べるとどのような効果がありますか?
中島 三容子(管理栄養士)
ビタミンCやビタミンK、食物繊維などの栄養素の働きが期待できます。バランスの良い食事を心がけながら取り入れることが大切です。
パクチーに豊富に含まれているビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持つ栄養素、ビタミンKは正常な血液凝固能の維持に必要な栄養素とされています。また、食物繊維はおなかの調子を整える働きに関与するとされています。毎日食べる場合も、特定の食品に偏らず、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスの良い食事を心がけることが大切です。
編集部まとめ
パクチーは独特の香りを持つセリ科の野菜で、ビタミンCやビタミンK、食物繊維などを含み、それらの栄養素の持つ働きにも期待できます。多くの国で栽培されており、様々な呼び名をもつパクチーは、家庭でも比較的簡単に栽培ができます。新鮮なパクチーの特有の香りや風味を楽しみながら、日々の食事に少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
「パクチー」と関連する病気
「パクチー」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
消化器系の病気
便秘症
内科・小児科・アレルギー科の病気
食物アレルギー循環器系の病気
血栓症「パクチー」と関連する症状
「パクチー」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
消化器症状(腹痛・下痢・便秘)
アレルギー症状(口腔違和感・じんましん・咽頭違和感)
重度アレルギー症状(呼吸困難・全身発疹)
体臭変化
参考文献
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年|文部科学省
食品成分データベース|文部科学省
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省
カロリーSlism:パクチー
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