「肌触りの良いもの」を触ると「オキシトシン」は分泌されるの?医師が徹底解説!

「肌触りの良いもの」を触ると「オキシトシン」は分泌されるの?医師が徹底解説!

肌触りの良いものを触るとオキシトシンが分泌される要因

肌触りの良いものを触るとオキシトシンが分泌される要因

やわらかい毛布やなめらかな布など、肌触りの良いものに触れると、私たちは安心感や心地よさを感じます。こうした心地よい刺激が、脳にとって「安全性の高いこころよい状況」として伝わることで、オキシトシンが分泌されやすくなると考えられています。

柔らかい刺激で安心感を得やすくなる

やわらく心地よい刺激は、身体に「安全性が高く安心感がある状況」として伝わります。その結果、リラックス反応が高まり、オキシトシンが分泌されやすくなると考えられます。

副交感神経が優位になりリラックスしやすい

肌触りの良いものに触れると、心拍や呼吸が落ち着き、副交感神経が優位になりやすいです。このリラックスした自律神経の状態が、オキシトシン分泌を後押しすると考えられます。

過去の安心感が思い出されやすい

心地よい触覚刺激は、「快い経験」として脳に記憶されていきます。そのため同じような触り心地に触れると、過去の安心感のある気持ちが呼び起こされ、オキシトシンが出やすくなると考えられます。

セルフタッチによる安心感につながる

肌触りの良いものを触る行為は、自分をいたわる「セルフタッチ」として働きます。自分を大切にする感覚が高まることで、安心感が強まり、オキシトシンの分泌につながるとされています。

人との触れ合いに近い感覚を得られる

赤ちゃんを抱くときのような、優しい触れ方に近い感覚を再現できるためです。この「抱かれているような感覚」が、脳に絆やつながりのイメージを呼び起こし、オキシトシン分泌を促すと考えられます。

【男性】オキシトシンが分泌されるとどんな効果がある?

【男性】オキシトシンが分泌されるとどんな効果がある?

オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、男性では性機能だけでなく、パートナーとの信頼関係やストレス緩和・リラックスにも関わる重要なホルモンです。

性的興奮や射精の促進

オキシトシンが分泌されると、射精に関わる筋肉の収縮を助けるはたらきが高まり、性的興奮から射精までの一連の流れをスムーズに進める役割を果たすと考えられています。

テストステロンの産生促進

精巣のテストステロン産生にも影響するとされ、オキシトシンが適切に分泌されることで、性欲や性機能、意欲や気分の安定など、男性ホルモンと関連した心身のコンディションを支える可能性があります。

親密な人間関係を育てる

パートナーとのスキンシップや親密な交流でオキシトシンが分泌されると、相手への信頼感や愛着が高まり、絆を深めやすいです。親密な人間関係を育てるうえで、オキシトシンは男性にとっても大切なホルモンです。

不安やストレスをやわらげる

オキシトシンには不安やストレスをやわらげる作用があるとされており、分泌が高まると、交感神経の高ぶりが抑えられ、副交感神経が優位になりやすいです。その結果、緊張がほぐれ、心身ともにリラックスした状態を保ちやすいです。

対人不安の軽減

男性を対象とした研究では、オキシトシンが社会的な場面での感情反応や対人関係の行動にも影響が報告されています。対人不安の軽減や、他者との関係の受け止め方の変化など、メンタル面にもさまざまな効果が期待されています。

配信元: Medical DOC

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