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累計250万部突破の大ヒット漫画『みいちゃんと山田さん』キャラ名鑑②  シゲオ、マオ、ニナら「東京編」の登場人物を深掘り解説

累計250万部突破の大ヒット漫画『みいちゃんと山田さん』キャラ名鑑②  シゲオ、マオ、ニナら「東京編」の登場人物を深掘り解説

マオ

みいちゃんの東京での彼氏。小太りな体型で、物語の進行とともにさらに身なりがだらしなく小汚くなっていく。なお、X版では細身の体型で描かれていた。自称「IQ130のギフテッド(物語が進むとIQ180と主張し始める)」だが、山田に論破されると逆ギレしたり、給与明細の計算が合っていないことに気付かないなど、知性を感じさせる描写は特にない。みいちゃんを暴力で支配し、違法な手段で働かせて金銭を搾取する代償として、履歴書の代筆やペット(ハムカツ)の世話などを請け負っていた。

初期はその圧倒的な暴力性と裏社会との繋がりから、みいちゃんを死に追いやる最凶の犯人候補として読者から警戒されていた。しかし、みいちゃんの寝坊というあっけない理由で当の本人が代わりに海外(ラオス)の裏組織へ連れて行かれるという、因果応報ながらもどこかシュールな幕引きを迎えたことで、ファンからは「哀れなギャグキャラ」として扱われることも多い。単行本6巻終了時点でもラオスからの帰国は描写されておらず、物理的に宮城での犯行は不可能とみられるため、現在の犯人候補からは完全に脱落している。

「Ephemere」の店長

歌舞伎町のキャバクラ「Ephemere(エフェメール)」の雇われ店長(55歳)。店の経営者は別に存在しており、彼の本名は作中で明かされていない。体験入店の時点からトラブルを頻発させていたみいちゃんを、桃花ら周囲のキャストからの猛反対にあいながらも「面白そう」という理由で正式採用した。グラスを割るみいちゃんのためにわざわざプラコップを用意したり、彼女がコンビニで万引きをしてしまった時も身元引受人代理として警察まで迎えに行くなど、一見すると非常に面倒見の良い人物に見える。さらに、客であるシゲオが刃物を持ち出して騒動を起こした際にも極めて冷静に対処し、閉店までシゲオの話を辛抱強く聞いて事態をおさめるなど、物語前半では頼れる「いい人」として描かれていた。同居を始める当時の山田さんも、彼のことを純粋に「いい人」だと感じていたほどである。

しかし、その実態は後述する違法な店の責任者・金村と裏で繋がっており、みいちゃんに「利用価値(金銭的なメリット)」があったから優しくしていただけに過ぎず、後にその欺瞞に満ちた印象は最悪の形で覆されることとなる。また、本作において見逃せない決定的な伏線がある。のちに殺害されるみいちゃんの体内からは違法薬物が検出されることになるが、6巻までの時点で、作中で違法薬物に関する直接的な言及をしたのは、実はこの店長ただ一人なのである。

単行本6巻では、山田さんがみいちゃんに夜の仕事を辞めさせるにあたり、キャバクラの店長と金村のLINEを同時にブロックさせており、みいちゃんは彼らの前から文字通り「飛んだ」状態になっている。だが、店長がみいちゃんを探し出してまで、不穏な行動に出るほどかと言われたらNOだ。物語の舞台がみいちゃんの故郷である宮城へ移行したこと、そして現地で薬物との接点を持つ別の人物(高橋グループの小太りのヤンキーが『先輩からアレもらおーぜ』と発言する描写)が新たに浮上したことから、現在では犯人候補としての存在感や優先度はそれほど強いものではなくなったと見られている。

配信元: iza!

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