【東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院 教授 北村匡平氏】
今回の調査からは、「公園遊びは子どもの成長に大切」「子どもは公園遊びが好き」という認識は現在も高い一方で、以前ほど夢中になれる場所ではなくなっている可能性があることが見えてきます。特に印象的なのは、「公園で遊ばなくなった」というより、「長く遊ばなくなった」ことです。
背景には、猛暑や熱中症への不安に加え、習い事やゲームなど生活スタイルの変化も影響していると考えられます。今回、「暑さや天候への不安」が約8割にのぼったことは象徴的で、近年は防犯や事故以上に、気候変動リスクが強く意識されるようになっています。
また、公園では安全性やルールが重視される一方、子どもが挑戦したり夢中になれる環境や挑戦できる余白をどう残していくかも重要です。
今後は、暑さ対策を含めた屋内あそび場や全天候型環境の活用も広がると考えられますが、単に安全性を高めるだけではなく、子どもが主体的に遊び、自分で考えながら成長できる環境づくりが求められていると感じます。
調査概要
株式会社ボーネルンド調べ(2026年6月4日)
調査方法:インターネット調査
調査対象:長子の年齢が3歳以上12歳未満の公園で遊んだことがある人
有効回答数:合計1,000サンプル
調査時期:2026年5月18日〜21日
ボーネルンド
https://www.bornelund.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
