「メロン」を食べて得られる”5つの効果”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

「メロン」を食べて得られる”5つの効果”はご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

メロンの健康効果は?メディカルドック監修管理栄養士が栄養素・食べる時の注意点・保存方法について解説します。

前原 尚子

監修管理栄養士:
前原 尚子(管理栄養士)

病院で委託栄養士として給食管理業務や調理業務を担当。その後カフェで菓子製造に携わり製菓衛生師取得。保育園栄養士として従事しながら管理栄養士資格取得し現在15年目。母子栄養指導士(母子栄養協会)取得。

メロンとは?

メロンとは?

果実を食用にするウリ科キュウリ属のツル性一年草で、漢字では甜瓜(てんか)とよび、メロンを指すと同時にメロンの変種の一つであるマクワウリも含む表記とされています。メロンは、園芸分野で果菜(実を食用とする野菜)とされており、農林水産省では、果実的野菜として分類されています。「日本食品標準成分表(八訂)増補2023」では、果物・果実として分類され、その栄養価が表記されています。
メロンには、中近東を経てヨーロッパに広まったとされている西洋系品種と、中国で広まったとされている東洋系品種があります。日本には、中国方面から東洋系品種であるマクワウリが渡来し、近代になり西洋系のメロンが移入されたという記述があります。現在日本各地で栽培されているメロンと呼ばれている果実は、甘味や香りのする西洋系が主流となっています。果皮は緑色や黄色、白色などがあり、無地のほかネットメロンとよばれる網目模様のものや縦縞模様が入るメロンなどがあります。
メロンは、十分な日光に当てて過不足なく水分を与えるなど適切な環境の中で栽培することで果実の甘味が増し、さらに熟することで糖度が高くなります。しかし、熟成期を過度にすぎると苦味が生じることもあります。メロンは、果肉の色によって「赤肉系」、「緑肉系」、「白肉系」に分けられ、網の有無により「ネット系」、「ノーネット系」に分けられています。また、栽培方法には、ガラス温室、ビニールハウス、トンネル栽培、露地栽培があり、日本ではほとんどがビニールハウスとトンネル栽培で作られています。

メロンの健康効果

メロンの健康効果

体内バランスを調整

体内バランスを整えるために必要なミネラル分として、ナトリウムやカリウムがあり、ナトリウムの摂取としては、食塩があげられます。この食塩は、摂りすぎてしまうと体内の浸透圧のバランスがとれにくくなり、むくみにつながることがありますが、メロンに含まれるカリウムは、過剰になったナトリウムを体外へ排出し、体内の水分バランスを保つのに役立ちます。また、メロンには水溶性食物繊維が含まれ、腸内環境を整えるのに役立ちます。

皮膚や粘膜の保護

メロンに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、ウィルスや細菌の侵入を防ぐ粘膜や皮膚の保護や健康維持に効果があるとされます。特に赤肉系のメロンに多く、日本食品成分表では、β-カロテン量は3600μgで、緑肉系では140μgとなっています。

免疫機能の維持をサポート

メロンに含まれるビタミンCは、抗酸化作用があり体内の酵素を活性化し、免疫機能の維持に関与するとされています。また、肌や関節に作用するとされる「コラーゲン」の生成をサポートする働きがあります。

貧血の予防

メロンに含まれる葉酸は、赤血球の形成に関与する栄養素です。不足すると貧血の一因となることがあるため、日々の食事で適切に摂取することが大切です。メロンにはビタミンCも含まれており、バランスのよい食生活の一部として取り入れることで、健康維持に役立ちます。

エネルギー補給をサポート

メロンには果糖やブドウ糖、ショ糖などの糖質が含まれており、体を動かすためのエネルギー源となります。水分も多く含まれているため、暑い時期の水分補給とあわせて、手軽なエネルギー補給として取り入れやすい果物です。

配信元: Medical DOC

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