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「尿検査の蛋白」で”プラス”になる原因はご存じですか?注意したい病気も医師が解説!

「尿検査の蛋白」で”プラス”になる原因はご存じですか?注意したい病気も医師が解説!

尿検査の蛋白で引っかかる原因は?【中学生】

学校健診の尿検査のプリントには「必ず、前日の夜は寝る前にトイレを済ませ、翌朝起きてすぐに取った尿を提出してください。」と注意書きがあります。子供では尿を取るタイミングは重要です。

思春期に多く見られる「起立性蛋白尿」とは?

痩せ型のお子さんの場合、立位をとった時に腎臓が圧迫され、蛋白尿がみられることがあり、起立性蛋白尿と呼ばれます。起立性蛋白尿の場合、早朝尿では蛋白はみられず、成長とともに改善するため、治療や生活制限は一般的に必要ありません。

学校の健康診断で尿蛋白を指摘された際の考え方

学校健診で尿蛋白を指摘された場合、まずは再検査を受けます。再検査でも尿蛋白が陽性なら、必ず小児科を受診し、腎臓に病気がないか診てもらいましょう。

尿蛋白の異常で気を付ける病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「尿蛋白」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)とは「腎臓の障害」もしくは「腎機能低下」が3か月以上持続している状態の総称です。糖尿病、高血圧、喫煙、高尿酸血症など生活習慣と関連していて、食事管理、適度な運動、禁煙などが大切です。また、早期に発見して治療すれば改善する場合もあります。

糖尿病性腎症

腎臓には毛細血管が束になっている糸球体が約100万個あり、老廃物を濾過しています。糖尿病で高血糖状態が長く続くと、糸球体の毛細血管が傷つき、その働きが低下し、蛋白尿がみられるようになります。さらに進行すると糸球体がつぶれて濾過が行われなくなり、身体に老廃物や水分が溜まりやすくなります。糖尿病性腎症と診断されたら、血糖管理を厳格に行うとともに、腎臓に負担の少ない食生活を心がけて、腎症が進行しないようにすることが大切です。

ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群は、蛋白尿が大量に出ることにより血中の蛋白が減り、浮腫をきたす疾患の総称です。ネフローゼ症候群を来たす腎臓病には原発性と続発性があります。原発性は一次的に腎臓の糸球体が障害されるもので、微小変化群、膜性腎症、巣状糸球体硬化症などがあります。続発性は全身性の疾患によりネフローゼを来たすもので、糖尿病、全身性エリテマトーデス、アミロイドーシスなどが原疾患になります。ネフローゼ症候群は、その原因となっている疾患を見つけて治療します。急に全身性のむくみが生じた場合、ネフローゼ症候群の可能性が考えられます。直ちに腎臓内科を受診しましょう。

配信元: Medical DOC

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