女性ホルモンの分泌を増やす食べ物

女性ホルモンのバランスを整えるためには、肌の健康維持に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
これらの食品はホルモンバランスを整えるのに役立ちますが、医療治療の代替となるものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。
大豆イソフラボンを含む食品
大豆には、女性ホルモンに分子構造が似ている大豆イソフラボンという成分が豊富に含まれています。大豆イソフラボンによって、エストロゲンに似た作用がもたらされるため、植物性エストロゲンとも呼ばれています。豆腐やゆば、納豆、おから、きなこなどを他の食品とともにバランスよく食べるとよいでしょう。
リグナンを含む食品
エストロゲンのような作用を持つ可能性がある成分として、リグナンも知られています。この成分は、亜麻仁などに含まれています。
たんぱく質を豊富に含む食品
直接的に女性ホルモンを増やすものではありませんが、たんぱく質は肌や髪の毛、爪、体内のホルモンを作るために不可欠な成分です。
肉類や魚類、卵、大豆、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどに多く含まれます。
炭水化物
極端な糖質制限などでエネルギー不足になると、ホルモンバランスに影響を与える可能性があります。主食を極端に抜くのではなく、適量を意識しながら摂取するとよいでしょう。
亜鉛
亜鉛は、皮膚や髪の健康維持に関与するミネラルです。牡蠣や赤身肉、ナッツ類などに多く含まれています。
女性ホルモンの低下で肌トラブルを抱えたらどうしたらいい?

ホルモンバランスが関係していることもあるシミやシワについては、日常生活の工夫も大切です。
日焼け対策を徹底する
紫外線は光老化の大きな原因です。帽子や日傘、UVカット衣類なども活用し、紫外線を浴びる量を減らすことが大切です。
保湿をしっかりと行う
乾燥した肌ではバリア機能も低下しやすくなります。化粧水や乳液、クリームなどを使用し、保湿ケアを継続しましょう。
摩擦を起こさないようにする
強い洗顔や過度なマッサージは、肌への刺激になることがあります。洗顔時はこすりすぎないよう注意しましょう。また、洗顔後にタオルで強く拭くことも避け、優しく肌の水分を取り除くようにしましょう。
レチノールやペプチドを含むスキンケア製品の使用を検討する
レチノールやペプチドを含むスキンケア製品は、肌のハリ改善を目的として使用されることがあります。ただし、刺激を感じる場合もあるため、肌状態に合わせて使用しましょう。
医療機関や専門機関への相談
肌トラブルが強い場合や、更年期症状を伴う場合は、皮膚科や婦人科への相談も選択肢となります。症状に応じて治療や生活指導が行われます。
「女性ホルモンと肌」についてよくある質問

ここまで女性ホルモンと肌について紹介しました。ここでは「女性ホルモンと肌」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
肌が綺麗な女性の生活習慣の特徴を教えてください。
阿部 一也(医師)
紫外線対策や保湿を継続していることに加え、睡眠や食事のバランスを意識している人が多いと考えられます。喫煙や過度な飲酒を避ける、適度な運動をするなど、健康的なライフスタイルも肌の健康維持につながるといえるでしょう。
まとめ女性ホルモンの変化による肌トラブルは日頃のケアと専門機関への相談が大切です
女性ホルモンは、月経や妊娠だけでなく、肌のうるおいやハリにも関係しています。更年期などでエストロゲンが低下すると、乾燥やシワ、たるみなどの肌変化が起こりやすくなる可能性があります。
日頃から紫外線対策や保湿、栄養バランスのよい食事を意識することも大切です。気になる症状が続く場合は、皮膚科や婦人科など医療機関への相談も検討しましょう。
「女性ホルモン」と関連する病気
「女性ホルモン」と関連する病気は5個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
婦人科系
更年期障害月経不順
多嚢胞性卵巣症候群早発卵巣不全尋常性ざ瘡女性ホルモンの変化は、月経や更年期症状だけでなく、肌や髪の状態にも影響を与えることがあります。
「女性ホルモン」と関連する症状
「女性ホルモン」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
肌が乾燥する
シワが増える
頬がたるむ
ニキビができやすい
髪がパサつく
ほてりがある
疲れやすい女性ホルモンの変化による症状は、更年期だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどでも現れることがあります。
参考文献
女性ホルモンとライフステージ|厚生労働省
Effect of estrogens on skin aging and the potential role of SERMs|Clin Interv Aging
お肌のハリに欠かせない「エラスチン」。その機能にせまる。|近畿大学農学部
Cyclic Adenosine Monophosphate Eliminates Sex Differences in Estradiol-Induced Elastin Production from Engineered Dermal Substitutes|Int J Mol Sci
ヒト角膜におけるエストロゲンレセプターα,β,アンドロゲンレセプター,プロゲステロンレセプターの発現|日本眼科学会雑誌
大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A|厚生労働省
食品安全総合情報システム|食品安全委員会 内閣府
食事|厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト
肌荒れ・シミ|厚生労働省研究班監修 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ
Caring for your skin in menopause|American Academy of Dermatology Association
Enhancing Skin Anti-Aging through Healthy Lifestyle Factors|Cosmetics
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