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「お酒をやめると何日で血圧が下がる」のかご存じですか?注意点も医師が解説!

「お酒をやめると何日で血圧が下がる」のかご存じですか?注意点も医師が解説!

高血圧の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、健康診断での血圧の異常から疑われる病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

高血圧症

高血圧症とは、安静時であっても血圧が慢性的に高い状態が持続する病気です。主な原因として、塩分の過剰摂取、肥満、喫煙習慣、運動不足などの生活習慣があげられます。これに加えて、加齢や体質(遺伝的要素)も発症に関与しています。初期の段階では、自覚症状がほとんどないため、気づかないまま放置されることが多いです。しかしながら、この状態が長期間続くと血管に負担がかかり、動脈硬化が進行します。その結果、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症リスクが高まります。予防として、減塩を中心とした食生活の見直し、適度な運動習慣の確立、禁煙といった生活習慣の改善が基本となります。また、血圧の状態によっては、医師の判断による降圧治療が行われることもあります。家庭で測定した血圧が継続して135/85mmHg以上の場合は、高血圧の可能性があるため、早めに一般内科や循環器科を受診してください。

脳出血・脳梗塞(脳卒中)

脳卒中とは、脳の血管が破れて出血する「脳出血」と、血管が詰まって血流が途絶える「脳梗塞」を含む総称です。いずれの場合も脳への血流が不足することで、脳細胞が傷害を受け、壊死に至ることがあります。主な原因は、高血圧、動脈硬化、不整脈などです。症状としては、突然の片麻痺やしびれ、言葉が出にくくなる言語障害、意識障害などがみられることがあります。これらの症状が現れた場合は、緊急性が高く、迅速な対応が必要です。治療は、脳梗塞の場合には血栓を溶かす薬物療法やカテーテルによる血栓除去術、脳出血の場合には出血を止めるための手術など、病態に応じた方法が選択されます。異常を感じた場合はためらわず、速やかに脳神経外科や脳神経内科を受診してください。

心筋梗塞

心筋梗塞とは、心臓へ血液を送る冠動脈が閉塞し、心筋に十分な酸素や栄養が届かなくなることで、心筋が壊死してしまう病気です。主な原因は、高血圧や脂質異常によって進行する動脈硬化です。典型的な症状として、胸痛や胸部圧迫感が15分以上持続することがあげられます。さらに、痛みが左肩、腕、顎などに広がることもあり、冷や汗、吐き気、息切れを伴う場合も少なくありません。治療においては、発症後できるだけ早く血流を回復させることが極めて重要であり、カテーテル治療(PCI)による再開通が一般的です。疑わしい症状がある場合はためらわず救急車を要請し、速やかに循環器科を受診しましょう。

高血圧が気になる人が無理なくお酒を減らすための正しい対処法と工夫

アルコールには依存性があるため、ご自身の意思だけで飲酒量を減らすことが難しい場合もあります。お酒を無理なく減らすための具体的な工夫をいくつかご紹介いたします。

ノンアルコール飲料や炭酸水を上手に活用して節酒

無理にお酒を断つのではなく、ノンアルコール飲料や炭酸水への「置き換え」は、無理なく飲酒量を減らす方法として有効です。晩酌の雰囲気を保ちながら、アルコール摂取を抑えられるため、心理的な負担も軽減できます。

週に数回の「休肝日」を設けて肝臓と血管を休ませる

週に数回の休肝日を設けることで、毎日の飲酒によって肝臓の修復が追いつかない状態を防ぎ、負担のかかっていた肝臓を休ませることができます。また、飲酒を控えることで血管の過度な緊張が抑えられ、血管への負担軽減にもつながります。このような習慣を継続することで、自律神経のバランスも整いやすくなり、結果として血圧の安定が期待できるでしょう。

禁酒がうまく行かずにかえって飲酒量が増えないために

無理な禁酒がストレスとなり、反動で飲酒量が増えることがあります。そのため「完璧に断つ」ことよりも、「少しずつ量を減らす」意識を持つことが、安定した節酒への一歩になります。

断酒・禁酒をしても血圧が高ければ医師に相談

飲酒を控えても血圧が改善しない場合は、他の原因が考えられるため、医師に相談することが重要です。医師からの適切な診断とアドバイスを受けることで、より効果的な対策につながります。

配信元: Medical DOC

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