びわを食べ過ぎて現れる症状

腹痛・下痢
びわには水分と食物繊維が含まれているため、一度にたくさん食べすぎると腹痛や下痢を起こす場合があります。
皮膚が黄色くなる
びわに含まれるβ-カロテンを過剰摂取することで「柑皮症」という一時的な症状が現れることがあります。β-カロテンが手のひらや足の裏などの皮下の脂肪組織などに蓄積されることで皮膚が黄色くなることがあります。
吐き気・めまい
びわの種には「シアン化合物(アミグダリンなど)」という天然の有害物質が含まれています。果肉を食べる分には安全ですが、種をかじったり粉末にして大量に摂取したりすると、吐き気やめまいといった症状を起こすことがあります。市販の「びわの種粉末(健康食品)」については農林水産省から注意喚起がされています。
びわを食べ過ぎた時の対処法

びわの摂取を一時的にやめる
まずはびわの摂取をやめ、安静にします。柑皮症は病気ではないため、びわやみかん、にんじんといったβカロテンを多く含む食品の摂取をストップすれば、数日から数週間で自然と元の肌の色に戻ります。特別な治療は必要ありません。また、下痢による脱水症状を防ぐため、白湯や常温のスポーツドリンク、経口補水液を少しずつ飲みましょう。冷たい飲み物やカフェイン、ジュースは腸を刺激するため避けてください。
食事は消化の良いものにする
症状が落ち着くまでは無理に食べず、胃腸を休ませます。お腹が空いたら、具のないお味噌汁や重湯、柔らかく煮たうどんやおかゆなど、胃腸に負担をかけない食事から再開してください。
医療機関を受診する
びわの種に含まれる天然の有害物質は、めまい、頭痛、吐き気などの急性中毒を引き起こす危険性があります。少しでも異常を感じたら、我慢せずにすぐ内科などの病院を受診し、「いつ、びわの種をどのくらい食べたか」を医師に明確に伝えてください。

