びわに含まれる栄養素

プロビタミンA
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、びわ/生(可食部100gあたり)のβカロテンは510µg、βクリプトキサンチンは600µgです。βカロテンもβクリプトキサンチンも、レチノールと同様の活性を有するプロビタミンAで、体内でビタミンAに変換されます。抗酸化作用が期待できる栄養素です。
ビタミンC
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、びわ/生(可食部100gあたり)のビタミンCは5mgです。ビタミンCは、生体内の各種の物質代謝や酸化還元反応に関与するとともに、コラーゲンの生成と保持作用を有します。
カリウム
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、びわ/生(可食部100gあたり)のカリウムは160㎎です。カリウムは体内の浸透圧を調整し、摂り過ぎたナトリウムの排出を促す働きがあるため、血圧の維持にも関与しています。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、18歳以上の目安量は男性2500mg以上、女性2000mg以上とされており、生活習慣病予防の観点からはより多い摂取が望ましい目標量(男性3000mg以上、女性2600mg以上)も示されています。なお、腎機能が低下している方などカリウム制限が必要な場合は、医師や管理栄養士に相談しましょう。
食物繊維
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、びわ/生(可食部100gあたり)の食物繊維は1.6gです。食物繊維には腸内環境を整える働きがあると言われています。また、日本人の食事摂取基準(2025年版)では、生活習慣病予防の観点から目標量は30〜64歳の男性20g以上、女性18g以上と示されています。
葉酸
日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、びわ/生(可食部100gあたり)の葉酸は9µgです。葉酸は補酵素として核酸の代謝に関与しており、細胞の分化の盛んな胎児にとって重要な栄養成分として知られています。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、推奨量は成人の男女ともに240µgと示されています。
びわの健康効果

肌を守る働き
びわに含まれる「βカロテン」や「βクリプトキサンチン」の強い抗酸化作用により、紫外線によるダメージから肌を守る働きが期待されています。
高血圧・むくみの予防
塩分(ナトリウム)を体の外に排出する「カリウム」が含まれているため、血圧の上昇を抑え、足や顔のむくみ対策に役立つとされています。
粘膜の健康維持をサポート
体内でビタミンAに変わる成分が、喉や鼻の粘膜を丈夫にし、粘膜の健康維持をサポートします。
疲労感対策に役立つ
「クエン酸」や「リンゴ酸」といった有機酸やビタミンB1、ビタミンB2などが、体内のエネルギー代謝をスムーズにし、初夏の暑さによる体の疲労感対策に役立つとされています。
便通をスムーズにするサポート
水分がたっぷり含まれていることに加え、お腹の調子を整える「食物繊維」の働きで、便通をスムーズにするサポートをします。

