心電図検査で女性の服装はどうする?メディカルドック監修医が、女性が心電図検査を受ける際の服装の注意点や、胸の露出に対する配慮、検査で分かる病気のリスクについて解説します。

監修医師:
大沼 善正(医師)
昭和大学医学部卒業。昭和大学病院、関東労災病院を経て、現在はイムス富士見総合病院勤務。総合内科専門医、循環器専門医、不整脈専門医、医学博士。
心電図検査とは?
心臓には、常に微弱な電気が発生しています。この電気信号が心臓全体に伝わることで心筋が収縮し、心臓は血液を肺や全身に送り出すポンプとして働いています。心電図検査とは、胸や手足に電極をつけて、心臓の電気的な活動を体の表面から記録する検査です。不整脈の有無や、狭心症を疑う所見などがないかを調べるために行います。
女性が心電図検査を受けるときの服装はどうすれば良い?
女性の場合、服装に関して不安に感じる方もいるかもしれません。ここでは、検査をスムーズに受けられるための服装や髪型のポイントを分かりやすく解説します。
着脱しやすい前開きの服と靴やストッキングへの注意
心電図検査では胸に電極をつけるため、上半身の服をめくったり、必要に応じて脱いだりすることがあります。そのため、サッとまくり上げられる、またはすぐに脱ぐことができる服装が理想です。ワンピースやぴったりした服よりも、前開きのシャツやブラウス、ゆったりとしたトップスの方が検査を受けやすくなります。また、足首にも電極をつけるため、ストッキングやタイツは検査前に脱ぐように案内されることがあります。着脱に時間のかかる靴(ロングブーツ等)は避け、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
胸部に電極を貼るためブラジャーは外すのが基本
胸の正確な位置に電極をつけるため、ブラジャーは基本的に外して行います。たくし上げるだけでは、電極をつける妨げになる可能性があります。ブラジャーを外した場合には、タオルなどで、必要な部位以外を隠すのが一般的です。
仰向けで寝るためポニーテールなどの髪型は避ける
心電図検査は仰向けになって行うため、ポニーテールなど、後頭部に結び目がくる髪型は寝づらく感じることがあります。検査の日は、髪を下ろすか、低い位置でゆるく結んでおくとよいでしょう。

