「心電図検査と女性」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「心電図検査と女性」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
心電図検査当日は、どのような服装で行くとスムーズに受診できますか?
大沼 善正(医師)
ワンピースは避け、上下に分かれた着脱しやすい服装が望ましいと思われます。また足首にも電極をつけるため、ストッキングやタイツ、ブーツなどは避けるのがスムーズに検査をするコツです。
心電図で胸を見られるのが恥ずかしいのですが、女性スタッフにお願いすることは可能でしょうか?
大沼 善正(医師)
心電図検査では胸に電極をつけるため、不安や恥ずかしさを感じる方もいらっしゃると思います。女性スタッフによる対応を希望される場合は、受付時や検査前にスタッフへお伝えいただければ、可能な範囲で配慮いたします。
心電図検査に引っかかる原因はなんでしょうか?男女で違いはありますか?
大沼 善正(医師)
心電図検査で引っかかる原因は不整脈、心肥大、伝導障害、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、電解質異常、薬の影響など多岐にわたります。また、検査時の緊張や体の動き、電極の位置などにより、波形が乱れて異常のように見えることもあります。男女差については、女性では男性に比べてQT間隔がやや長めであったり、体質、ホルモン、自律神経の影響などにより、ST-T変化を指摘されたりすることがあります。ただし、心電図異常の原因は性別だけで判断できるものではありません。自覚症状がない場合には、すぐに治療が必要とは限りませんが、場合によっては追加検査が必要なことがあります。胸痛、動悸、息切れ、めまい、失神などの症状がある場合や、再検査を指示された場合には、循環器内科を受診することをおすすめします。
まとめ
女性の方は、服装や検査時の注意点について不安を感じることがあるかもしれません。心電図検査では胸元に電極をつけるため、恥ずかしさや不安がある場合は、検査前にスタッフへ相談しておくと安心です。医療機関によっては、女性スタッフによる対応を希望できる場合もあります。検査中は、できるだけ体の力を抜いて、リラックスして過ごしましょう。また、検査で異常を指摘され、再検査を指示された場合には、自覚症状がなくても、医師の診察や追加検査を受けておくことが、今後の安心にもつながります。
「心電図検査」で見つかる病気
「心電図検査」から医師が考えられる病気は9個ほどあります。
各病気の詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
循環器系
心房細動
発作性上室性頻拍
期外収縮洞不全症候群
房室ブロック
狭心症心筋梗塞QT延長症候群
WPW症候群心電図検査で見つかる心電図異常は多くあります。症状がある場合には、かかりつけ医や循環器内科を受診しましょう。
「心電図検査」に関連する症状
「心電図検査」に関連する症状は7個ほどあります。
各症状の詳細についてはリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
動悸胸痛息切れ
胸がチクチクする呼吸困難
めまい失神
動悸、胸痛、息切れ、めまいなどの症状が繰り返しある場合には、早めに医療機関を受診して検査を受けることをお勧めします。
参考文献
日本循環器学会/日本不整脈心電学会合同ガイドライン2022年改訂版 不整脈の診断とリスク評価に関するガイドライン
日本人間ドック学会検診判定・指導マニュアル作成委員会心電図ワーキンググループ:標準12誘導心電図検診判定マニュアル(2023年度版).人間ドック,2023; 37: 15–30.
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