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「血液検査」で”リウマチ”になると引っかかる6つの項目は?対処法を医師が解説!

「血液検査」で”リウマチ”になると引っかかる6つの項目は?対処法を医師が解説!

リウマチは血液検査の何の項目で調べる?メディカルドック監修医が、リウマチを診断するための血液検査の基本や、各検査項目の基準値、数値が高い場合に考えられるリスク、そして痛みを和らげるための正しい対処法について解説します。

林 良典

監修医師:
林 良典(医師)

【出身大学】
名古屋市立大学
【経歴】
東京医療センター総合内科、西伊豆健育会病院内科、東京高輪病院感染症内科、順天堂大学総合診療科、NTT東日本関東病院予防医学センター・総合診療科を経て現職。
【資格】
医学博士、公認心理師、総合診療特任指導医、総合内科専門医、老年科専門医、認知症専門医・指導医、在宅医療連合学会専門医・指導医、日本緩和医療学会認定登録医、禁煙サポーター

リウマチとは?

リウマチがどのような病気なのかを知ることは、血液検査の結果を理解するうえで役立ちます。まずは、関節リウマチの特徴と、血液検査で確認する主な項目をみていきます。

リウマチとは関節のどんな病気?

関節リウマチは、免疫の異常によって関節を包む滑膜に炎症が起こる自己免疫疾患です。関節の腫れや痛み、朝のこわばりが続き、進行すると軟骨や骨が傷んで、関節の変形や動かしにくさにつながります。手指や手首、足の指などの小さな関節に症状が出やすく、左右の同じような部位に症状がみられることが典型的です。早い段階では症状がはっきりしないこともありますが、関節の炎症が続く病気であるため、早期に見つけて治療を始めることが重要です。

リウマチは血液検査の何の項目で調べる?

リウマチの血液検査は、自己抗体と炎症の程度をみる項目を確認します。代表的な項目は、抗CCP抗体、RF、CRP、MMP-3、赤沈などです。抗CCP抗体は、RFよりも関節リウマチ以外の病気で陽性になりにくく、早期診断や関節破壊リスクの参考になります。RFは関節リウマチ以外でも陽性になることがあるため、RFだけで診断はできません。CRPや赤沈は炎症の程度、MMP-3は滑膜炎や関節破壊の進み方をみる参考になります。

血液検査で関節の炎症の程度を調べるCRPとRFの役割

CRPとRFは、リウマチの血液検査でよく確認される項目です。ここでは、それぞれの役割と、数値をみるときに知っておきたいポイントを解説します。

体の炎症や腫れを示すCRPとは?

CRPは、体内で炎症や組織の傷みが起こると上昇する血液中のタンパク質です。関節リウマチでは、炎症が強い時期に高くなることがあります。治療中は、炎症が落ち着いているかを確認するためにも使われます。CRPの基準値は検査施設によって異なりますが、一般的には0.3mg/dL以下などを基準値とします。基準値を超えていても、感染症やけが、ほかの炎症性疾患でも上昇するため、CRPだけでは診断できません。

リウマチ患者の多くに見られるRF(リウマトイド因子)

RFは、自分自身の免疫グロブリンに反応する自己抗体の一種です。15IU/mL以下を正常範囲とすることが多く、基準値を超えると陽性と判定します。関節リウマチの患者さんでは7〜8割で陽性になるとされ、診断の手がかりになりますが、RFは加齢、慢性肝炎、シェーグレン症候群などでも陽性になることがあります。そのため、RFが陽性でも関節リウマチと決めつけず、症状やほかの血液検査、画像検査とあわせて判断します。

配信元: Medical DOC

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