血糖値が上がりやすい食べ物

血糖値の上がりやすさを示す指標として「GI値(グリセミック・インデックス)」があります。以下に、特に注意が必要な食べ物を挙げます。
白米や白いパン、うどん
白米や白いパン、うどんは、食物繊維が取り除かれているため消化吸収が非常に早く、血糖値を急激に上昇させます。特に「早食い」をすると、吸収のスピードがさらに加速するため注意が必要です。
甘い清涼飲料水・菓子パン
液体に含まれる糖分は、固体よりも早く小腸に到達して吸収されます。砂糖たっぷりのジュースや、脂質と糖質が凝縮された菓子パンは、血糖値を一気に跳ね上げる「最有力候補」です。
芋類(ジャガイモ・長芋など)
野菜の中でも、デンプンを多く含むジャガイモなどは、体内でブドウ糖に分解されやすいため、比較的GI値が高い食品に分類されます。副菜として食べる際は、量に注意が必要です。
フルーツの缶詰・ドライフルーツ
果物にはビタミンや食物繊維が含まれますが、缶詰のシロップ漬けやドライフルーツは糖分が濃縮されています。これらを一度にたくさん食べると、果糖とショ糖の過剰摂取につながります。
インスタント食品・スナック菓子
これらは高炭水化物であるだけでなく、味付けが濃いため、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があります。また、含まれる添加物や質の悪い油が、インスリンの効き(インスリン感受性)を悪くする可能性も指摘されています。
血糖値が上がりやすいのは食後「座ったまま動かない」「すぐに横になる」どっち?

「座ったまま動かない」方が、血糖値のコントロールという点ではリスクが高いと言えます。
実は、「食後すぐに横になる」こと自体は、必ずしも悪ではありません。むしろ、食後30分程度、右側を下にして軽く横になる(安静にする)ことは、消化器への血流を促し、肝臓の代謝を助けるメリットもあります。
一方で、「座ったまま動かない」状態は、下半身の大きな筋肉(大腿四頭筋など)が全く使われない状態です。血液中のブドウ糖を最も多く消費するのは筋肉です。座りっぱなしでいると、食事で得たエネルギーが使われず、行き場を失った糖が血液中に溢れかえってしまいます。
ただし、「食べてすぐ寝る(本格的な睡眠)」は別です。寝てしまうと代謝が著しく低下し、高血糖状態が長く続くため、肥満や逆流性食道炎のリスクを高めます。
理想は、座り続けず、少し横になって体を休めた後に、軽い散歩や片付けなどの運動を行うことです。

