「週末にまとめて」は逆効果? 子どもの脳に疲れをためこむNG習慣とは

詰め込みスケジュールによって、夜型化のループに入ってしまう

回復できなければ、疲れはたまっていく一方

帰宅後を慌ただしく過ごし、体と脳が回復に向かえないまま夜を迎えると、その日の疲れは十分に解消されません。これは特別に忙しい日だけに起こることではなく、日常的に生じやすい現象だといえます。

帰宅後にやることを詰め込めば、入眠に向けた準備も整いにくくなります。それではたとえ睡眠時間を確保したとしても、深く休めたことにはならないのです。その結果、朝を迎えた時点ですでに疲れが残っており、目は覚めていても体が重く感じられたり、起きるまでに時間がかかったりします。こうして回復しきれないまま一日がはじまると、朝から活動するだけで消耗してしまいます。

学校生活では、登校するだけでも体力と気力が必要です。授業中は集中し、休み時間は周囲に気を配り、次々にモードを切り替えながら過ごしています。夕方には、余力がほとんど残っていない状態になります。

夕方に余力がなくなると、踏ん張りがきかなくなり、些細なことで集中が切れたり、感情が揺れやすくなったりします。いうことを聞かなくなる、急に不機嫌になるといった様子が見られることもあります。しかしこれは、性格や態度の問題ではありません。その時点で使える力が、すでに残っていないだけなのです。

そしてその日も同じように慌ただしく夜を迎えると、また回復に入れないまま一日が終わります。この流れが繰り返されることで、疲れは一時的なものではなく、抜けにくい状態として定着していきます

だるさが残るのは、回復が追いついていないことによる自然な反応です。回復できずに一日が終わり、疲れを抱えたまま次の日がはじまる。まずは、この流れに陥っているかもしれないと気づくことが、改善の第一歩になります。

配信元: マイナビ子育て

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