心臓病の人が体重管理で気を付けたいこと

体重管理は、急激な減量よりも、無理なく続けられる方法が大切です。
肥満がある場合、体重を適正に近づけることで、血圧や血糖、脂質の改善につながることがあります。
一方で、心不全などでは、急な体重増加が体に水分がたまっているサインになることもあります。
毎日または定期的に体重を測り、短期間で急に増えることのないようにします。むくみや息切れ、横になると苦しいなどの症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
心臓病の食事についてよくある質問
ここまで心臓病の食事などを紹介しました。ここでは心臓病の食事についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
1日の塩分摂取量はどのくらいに抑えればよいですか?
居倉 宏樹医師
一般的には、まず減塩を意識することが大切です。日本人の食事摂取基準2025年版では、食塩相当量の目標量が示されており、男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満とされています。一方、高血圧や慢性腎臓病がある方は、6.0g/日未満が目安になります。治療中の方は、病状によってさらに厳しい制限が必要になる場合があります。
心臓病や高血圧、腎臓病がある方は、自己判断で決めず、主治医や管理栄養士に具体的な目標量を確認しましょう。
外食や中食ではどのような点に注意すればよいですか?
居倉 宏樹医師
外食や中食では、塩分と脂質が多くなりやすい点に注意します。
具体的には、次のような工夫があります。
麺類の汁を残す
丼物より定食を選ぶ
揚げ物より焼き魚や煮魚を選ぶ
ドレッシングやソースを別添えにする
漬物や汁物を残す
栄養成分表示を確認する
大盛りを避ける
一度にすべてを変えるより、選び方を少しずつ変えることが大切です。

