子どもの生理悩みでの婦人科受診の推奨経験

子どもに婦人科受診をすすめるかどうかの判断は“親自身の婦人科受診経験の有無”が影響する可能性がある
「お子さんの生理悩みのために婦人科受診をすすめたことがありますか?」という質問に対しては「はい」と回答した親の割合は40.4%でした。
またこのうち、30〜40代の母親で、子どもに婦人科受診をすすめたことがある親自身の婦人科受診経験のある割合は64.1%で、すすめたことがない人に比べて2割ほど高く、親自身の婦人科受診経験が子どもに受診をすすめるかどうかの判断に影響する可能性が示唆されています。

婦人科受診をすすめた理由をみてみると、「子どもが不安を感じていたから(38.4%)」「自分(保護者)の経験から必要だと感じたから(33.1%)」という理由が上位にあがりました。

一方で、受診をすすめていない理由としては、「特に困っている様子がないから(47.8%)」「受診するほどではないと思うから(43.3%)」が上位にあがっており、「どのタイミングで受診させるべきかわからない(20.7%)」という意見もあがっていました。
<稲葉先生のコメント>
10代の娘さんに婦人科受診をすすめるにあたり、不安を感じる方もおられると思います。
母親自身に信頼できるかかりつけの婦人科があると、娘さんに生理の悩みなど婦人科受診が必要になった時にも安心して受診をすすめることができます。また、「娘がこういう症状なのだけど受診した方がよいか」「内診はないか」など気軽に問い合わせることもできます。母親自身のケアや、娘さんのためにもかかりつけの婦人科を見つけておくことが大切です。
「生理に関する意識と実態調査(2)」
実施時期:2026年3月 調査手法:インターネット調査 調査対象:16歳〜59歳女性2,885名、そのうち中学生、高校生、大学生の女子の子どもがいる親793名の回答から抜粋
【参考】親が子どもの生理について不安に思うこと、知りたいこと


子どもの生理について不安なことや知りたいことを聞いたところ、最も多かったのは、生理不順や周期について、次に多かったのは生理痛のつらさ、どの程度で婦人科受診をするのがよいかわからない、そのほか治療薬に対する疑問や不安なども項目としてあがっていました。
「生理に関する意識と実態調査(2)」
実施時期:2026年3月 調査手法:インターネット調査 調査対象:16歳〜59歳女性2,885名、そのうち中学生、高校生、大学生の女子の子どもがいる親793名の回答から抜粋
