「お酒をやめる」とどんな変化が現れるかご存知ですか?男女別に医師が徹底解説!

「お酒をやめる」とどんな変化が現れるかご存知ですか?男女別に医師が徹底解説!

「お酒をやめるとどうなる」についてよくある質問

「お酒をやめるとどうなる」についてよくある質問

ここまでお酒をやめるとどうなるかについて紹介しました。ここでは「お酒をやめるとどうなる」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

お酒をやめて3日〜1週間後にはどんな変化がありますか?

林 良典(医師)

お酒をやめて数日から1週間ほど経過すると、飲酒による眠りの浅さが改善し、朝の目覚めや日中の疲労感に変化を感じる方も少なくありません。また、アルコールによる脱水が減ることで、身体のだるさが軽くなる場合もあります。

ただし、日常的に大量の飲酒を続けていた方は、断酒後6〜24時間ほどで、不安や発汗、手の震え、吐き気などの離脱症状が現れることがあります。混乱や幻覚、けいれんを伴う場合もあるため、自己判断で断酒せず、病院で相談してください。

お酒をやめて1ヶ月後にはどんな変化がありますか?

林 良典(医師)

断酒から1ヶ月ほど経過すると、睡眠リズムが整い、日中の集中力や疲労感が改善しやすくなります。アルコールによる肝臓への負担が減ることで、肝機能の数値が改善する場合も多いです。血圧も安定しやすくなります。

一方で、飲酒したいという気持ちがなくなるとは限りません。断酒を続けるには、ストレスや不眠への対処法を身につけ、再飲酒のきっかけを把握することが必要です。

まとめお酒をやめると体への負担を減らせるが、無理な断酒には注意

お酒をやめることで、肝臓への負担が減り、血圧や睡眠の改善が期待できます。がんや脳卒中、高血圧など、飲酒に関係する病気の発症リスクを下げることにもつながります。女性は男性よりもアルコールの影響を受けやすく、肝疾患や乳がん、妊娠・授乳期への影響にも配慮が必要です。
長期間にわたって大量の飲酒を続けていた方は、急にお酒をやめると重い離脱症状を起こす可能性があります。自分の意思だけでは飲酒量を減らせない場合や、手の震え、発汗、幻覚、けいれんなどがある場合は、病院へ相談してください。

「お酒」と関連する病気

「お酒」と関連する病気は9個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

肝臓の病気

アルコール性脂肪肝

アルコール性肝炎

アルコール性肝硬変

ウェルニッケ脳症アルコール依存症高血圧食道がん大腸がん乳がん

お酒は肝臓だけでなく、脳や血管、全身の臓器に影響します。飲酒量が増えている方や、健康診断で異常を指摘された方は、早めに病院で相談してください。

「お酒」と関連する症状

「お酒」と関連している、似ている症状は6個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

手の震え

発汗

動悸吐き気

不眠

歩行時のふらつき

大量の飲酒を続けている方が急にお酒をやめると、離脱症状が現れる場合があります。幻覚やけいれん、意識の混乱がある場合は、速やかに病院を受診してください。

参考文献

健康に配慮した飲酒に関するガイドライン|厚生労働省

新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドラインに基づいたアルコール依存症の診断治療の手引き 第1版|日本アルコール・アディクション医学会、日本アルコール関連問題学会

医療機関でのアルコール健康障害への早期介入と専門医療機関との円滑な連携に関するガイドライン|厚生労働省

配信元: Medical DOC

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