週〇回以上の射精で前立腺がんリスク低下?  検診が『原則非推奨』のワケと、それでも受けるべき人の特徴

週〇回以上の射精で前立腺がんリスク低下? 検診が『原則非推奨』のワケと、それでも受けるべき人の特徴

前立腺がんと診断されたら? 2つの治療選択肢

前立腺がんと診断されたら? 2つの治療選択肢

編集部

もし最終的に前立腺がんと診断された場合はどういった治療を受けるのでしょうか?

舛森先生

治療の選択肢の一つは手術です。最近の前立腺がんの手術では、「ロボット手術」が広く導入されています。術者である医師が、画面を見ながら遠隔でロボットを動かして手術を行います。

編集部

ロボットを使うメリットは何ですか?

舛森先生

最大のメリットは、手術の傷が小さくて済み、出血も少なく抑えられることです。人間の手にはわずかな震えが生じますし、目視で確認するために従来の手術では傷口を大きく広げなければなりませんでした。しかし、ロボット手術が登場したことでこれらの問題が解決され、前立腺がんの手術成績はぐっと向上しました。

もう一つの代表的な治療法がホルモン療法です。前立腺がんは「男性ホルモンが上昇すること自体がリスク」であり、がんの栄養源になります。そのため、男性ホルモンを低下させる薬を使ってがんの進行を抑えます。

しっかりと相談に乗ってくれる主治医を見つけて、納得のいく選択をしていきましょう。

編集部まとめ

がん検診は一見よいことづくめに思えます。しかし実際には、進行が非常に遅い前立腺がんにおいては、治療の必要がないがんまで見つけてしまう「過剰診断」のリスクがあり、精神的・身体的な負担を伴うことが舛森先生の解説からわかりました。

健康診断の本来の目的は「異常値を見つけること」ではなく、「心身ともに健康に生きていくこと」です。ご自身にとっての健康とは何かを見つめ直し、健康のために検診が必要とあなた自身が判断した場合には、悩まず病院に相談することが大切です。

注釈 ※本記事は情報提供を目的としており、診療行為に代わるものではありません。症状に不安がある場合や、記事内で紹介したチェック項目に該当する場合は、自己判断せず、速やかに専門の医療機関を受診してください。

配信元: Medical DOC

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