推し活で「オキシトシン」は分泌されるの?オキシトシンが分泌される要因も解説!

推し活で「オキシトシン」は分泌されるの?オキシトシンが分泌される要因も解説!

オキシトシンが多く分泌されるのは「リアルな恋愛」と「推し活」どっち?メディカルドック監修医が推し活をするとオキシトシンが分泌される要因・どんな推し活をするとオキシトシンが多く分泌されるのかなどを解説します。

伊藤 規絵

監修医師:
伊藤 規絵(医師)

旭川医科大学医学部卒業。その後、札幌医科大学附属病院、市立室蘭総合病院、市立釧路総合病院、市立芦別病院などで研鑽を積む。2007年札幌医科大学大学院医学研究科卒業。現在は札幌西円山病院神経内科総合医療センターに勤務。2023年Medica出版社から「ねころんで読める歩行障害」を上梓。2024年4月から、FMラジオ番組で「ドクター伊藤の健康百彩」のパーソナリティーを務める。またYou tube番組でも脳神経内科や医療・介護に関してわかりやすい発信を行っている。診療科目は神経内科(脳神経内科)、老年内科、皮膚科、一般内科。医学博士。日本神経学会認定専門医・指導医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医・評議員、国際頭痛学会(Headache master)、A型ボツリヌス毒素製剤ユーザ、北海道難病指定医、身体障害者福祉法指定医。

「オキシトシン」とは?

「オキシトシン」とは?

オキシトシンは9個のアミノ酸からなるペプチドで、出産時の子宮収縮や母乳の分泌を助けるホルモンとして古くから知られています。また、「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ、家族や恋人、友人などのスキンシップや心温まるやり取りの中で分泌が高まりやすいことが報告されています。ストレス反応をやわらげ、安心感や信頼感を高め、社会的な絆を育むなど、心と身体の両面で健康を支える重要な役割を担っていると考えられています。

オキシトシンはどこから分泌されるの?

オキシトシンはどこから分泌されるの?

オキシトシンは、脳の視床下部(ししょうかぶ)にある室傍核(しつぼうかく)や視索上核(しさくじょうかく)と呼ばれる領域の神経細胞でつくられ、そこから下垂体後葉へ送られたのち、血液中へと放出されます。さらに、オキシトシンは血液中だけで働くわけではなく、脳内のさまざまな部位にも放出されて神経同士の情報伝達を調節することが分かっています。そのため、全身に作用する「ホルモン」であると同時に、人への親近感や安心感、共感、信頼感といった感情や、対人行動などの「心の動き」にも深く関わる物質だと考えられており、ストレス緩和や社会的な絆づくりを支える重要な役割を担っています。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。