推し活で「オキシトシン」は分泌されるの?オキシトシンが分泌される要因も解説!

推し活で「オキシトシン」は分泌されるの?オキシトシンが分泌される要因も解説!

推し活をするとオキシトシンが分泌されるって本当なの?

推し活をするとオキシトシンが分泌されるって本当なの?

推しの姿を見て胸が高鳴ったり、ライブ映像に感動したりする時間は、多くの方にとって特別です。こうした幸福感の背景には、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが関係していると考えられています。本当に推し活で分泌が高まるのでしょうか。その仕組みを医学的にひもときます。
ただし、推し活とオキシトシンの関係を直接検証した研究はまだ多くありません。そのため現在は、オキシトシンに関する研究結果や人とのつながりに関する知見をもとに、その可能性が考察されている段階です。

推し活をするとオキシトシンが分泌される要因

推し活をするとオキシトシンが分泌される要因

推し活が心に与える高揚感や安心感は、ホルモン分泌と関係していると考えられています。その背景にある要因を整理します。

愛着形成による分泌促進

推しに対して継続的に関心を向けて尊い・大切だと感じるうちに、心理学でいう”愛着”に近い結びつきが生まれることがあります。親子や恋人などの親密な関係では、愛着形成の過程でオキシトシンが関わることがわかっており、推しへの愛着でも同様にオキシトシン分泌が高まりやすくなる可能性があると考えられます。

共感的情動体験の活性化

ライブ映像や発信内容に強く感情移入すると、共感に関わる脳の回路が働きます。こうした共感的な体験やつながりを感じる場面では、社会的な結び付きに関与するオキシトシンが分泌される可能性があると考えられています。

ポジティブ情動の増強

推しの配信を毎日見たり、グッズ棚を眺めたりする習慣は、日常のなかでほっと一息つける安心感を高める習慣になりやすいです。こうしたリラックスできる時間はオキシトシン分泌と関係しているといわれており、オキシトシンを後押しする可能性があると考えられます。

社会的つながりの実感

ファン同士の交流や一体感を感じる状況では、仲間意識や社会的な絆が強まります。人とのつながりや信頼感が高まる場面ではオキシトシンが分泌されることが報告されており、ファン同士の交流でもオキシトシン分泌が促される可能性があると考えられます。

身体反応を伴う情動刺激

コンサート参加などで音楽に没入し、会場の一体感や高揚感を味わうことは、自律神経やホルモン分泌に影響すると考えられています。音楽活動や仲間との共同体験に参加したとき、唾液中のオキシトシンが上昇したなどの報告もあり、ライブ体験でもオキシトシン分泌が高まりやすくなる可能性はありますが、「心拍が上がれば必ずオキシトシンが増える」とまでは言い切れません。

配信元: Medical DOC

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