桃を食べる時の注意点

食べ過ぎに注意
桃にはビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれていますが、食べ過ぎるとエネルギーや糖分の摂り過ぎにつながる場合があります。また水分量が多いため、一度に大量に食べると胃腸に負担をかける可能性があります。1日1個程度を目安に、適量を心がけましょう。
未熟な桃や種は食べない
桃の種の中にある仁にはアミグダリンやプルナシンといったシアン化合物が含まれ、体内で分解されると青酸を生じることがあります。大量摂取した場合にはめまいや嘔吐、呼吸困難などの中毒症状を引き起こす可能性があります。通常、桃の果肉を食べるだけで中毒になることはほとんどありませんが、種や種の中身を食べることは避けましょう。また、未熟な桃は渋みが強く、消化器症状の原因となる場合があります。
アレルギー症状に注意
桃は、アレルギー表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの」に含まれる食品です。桃アレルギーがある方では、食後すぐから2時間以内を中心に、口や唇、喉のかゆみ・イガイガ感、腫れなどの症状が現れることがあります。また、じんましん、鼻水、咳、息苦しさ、嘔吐、腹痛、下痢など、口の中以外に症状が出る場合もあります。症状が重い場合は、呼吸困難や血圧低下を伴うアナフィラキシーを起こす可能性もあるため注意が必要です。桃を食べた後に違和感がある場合は自己判断で食べ続けず、症状が強い場合や息苦しさ、全身のじんましん、繰り返す嘔吐、ぐったりするなどの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診するか救急要請をしましょう。
桃の栄養素を効率的に摂取する方法

生で食べる
桃に含まれるビタミンB群やビタミンC、カリウムなどは洗う、水にさらす、茹でる、煮るなどの調理によって損失しやすい栄養素です。生で食べることで損失を抑えながら、効率的に摂取することができます。
皮ごと食べる
桃の皮や皮のすぐ下には食物繊維や、ポリフェノールが含まれています。果肉よりも皮に多く含まれるといわれているポリフェノールは、植物由来の食品に含まれる抗酸化成分として知られています。桃の表面には細かい産毛があるため、そのまま食べると口の中でチクチクした違和感を覚えることがあります。流水にあてながら優しくこするように洗うことで、きれいに取り除くことができます。皮が薄く、果肉のしっかりした品種を選ぶと食べやすいでしょう。皮ごと食べることに抵抗のある場合は、できるだけ薄く皮をむき、皮の近くまで食べるのがおすすめです。
ヨーグルトと一緒に食べる
桃に含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになる成分です。ヨーグルトなどの発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌と組み合わせて取り入れることで、単独で摂取するよりも、お腹の健康維持に役立つと考えられています。

