セロトニンの働き(役割)

セロトニンには以下のような様々な働きがあります。
気分を安定させる
セロトニンには、精神を安定させる働きがあります。気分の波が大きくなりすぎないように支える役割があるため、日々のコンディションを考えるうえで重要です。
ドパミンやノルアドレナリンを調整する
セロトニンは、ほかの神経伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンの情報をコントロールするとされています。気分の高ぶりや不安の偏りを抑える方向に働く点が特徴です。
メラトニンの材料になる
セロトニンは、夜に分泌が高まるメラトニンの材料にもなります。メラトニンは睡眠・覚醒リズムに関わるホルモンです。そのため、セロトニンは日中の気分だけでなく、夜の眠りにもつながる物質といえます。
睡眠・覚醒リズムに関わる
メラトニンは体内時計や外界の光の影響を受けて分泌されます。セロトニンを考えるときは、食事だけでなく、朝に光を浴びることや生活リズムを整えることも大切です。
セロトニンの分泌を促す食べ物

トリプトファンという栄養素はセロトニンの材料となります。また、ビタミンB6がセロトニン合成に関与することが知られています。以下のような食材を積極的に摂ることを心がけてみましょう。
卵
卵はたんぱく質をしっかり含み、トリプトファンも含む食品です。文部科学省の食品成分データベースでは、鶏卵全卵はたんぱく質を12.2g、ビタミンB6を0.09mg含みます。朝食に取り入れやすい点も利点です。
魚
鮭のような魚は、たんぱく質が多く、ビタミンB6も比較的豊富です。鮭生100gには、たんぱく質22.3g、ビタミンB6 0.64mg、トリプトファン250mgが含まれます。焼き魚の朝食は、栄養面で理にかなっています。
乳製品
ヨーグルトや牛乳も、朝に取り入れやすい食品です。ヨーグルト全脂無糖はたんぱく質3.6g、ビタミンB6 0.04mg、トリプトファン48mgを含みます。食欲がない朝でも比較的食べやすい点が魅力です。
バナナ
バナナは炭水化物をとりやすく、ビタミンB6も含む果物です。可食部100g当たりビタミンB6は0.38mgです。単品で済ませるより、ヨーグルトや牛乳、卵と組み合わせると、朝食としてのバランスが整いやすくなります。

