MRI対応でないペースメーカー装着者の対応

MRI対応でないペースメーカーでは、原則としてMRI検査は慎重に検討されます。病気の診断にMRIが必要か、ほかの検査で代用できるか、ペースメーカーの状態に問題がないかなどを確認します。
代替検査として、CT検査や超音波検査、内視鏡検査、核医学検査などが検討されることがあります。ただし、病気や部位によってはMRIでなければ詳しく評価しにくい場合もあるため、主治医や循環器内科、放射線科が連携して検査方法を検討します。
ペースメーカーを装着していることを伝えずにMRI検査を受けることは避けましょう。検査を予約する段階で、必ずペースメーカーを装着していることを伝えましょう。
ペースメーカーのMRIについてよくある質問
ここまでペースメーカーのMRIなどを紹介しました。ここではペースメーカーのMRIについてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
すべてのMRI検査機関でペースメーカー装着者の検査ができますか?
佐藤 浩樹医師
すべてのMRI検査機関で検査できるわけではありません。
条件付きMRI対応ペースメーカーであっても、検査には対応施設での確認や管理が必要です。ペースメーカーの種類、リードの組み合わせ、MRI装置の条件、検査前後の設定変更などを確認できる体制が必要です。
MRI検査が必要になった場合は、まず主治医や循環器内科に相談し、対応可能な施設を確認します。
MRI検査を受ける前にどのような準備が必要ですか?
佐藤 浩樹医師
MRI検査を受ける前には、ペースメーカーを装着していることを医療機関に必ず伝えます。併せて、ペースメーカー手帳やMRI対応カードを持参します。
検査前には、循環器内科などでペースメーカーの種類、リードの状態、電池残量、MRI対応条件を確認します。必要に応じて、検査当日にMRI用の設定へ変更し、検査後に通常の設定へ戻します。
自己判断でMRI検査を受けるのではなく、事前確認を行ったうえで検査を進めることが大切です。

