脳梗塞を疑う目の症状が現れたらどうしたらいい?

脳梗塞は時間との勝負です。
発症後できるだけ早く治療を開始することで、後遺症を減らせる可能性があります。
突然の視力低下や視野障害、複視などが現れた場合は、「そのうちなおるだろう」と様子を見ず、早めに医療機関を受診してください。
脳神経外科や脳神経内科への受診
片目が急に見えなくなった、視野が欠けた、物が二重に見えるといった症状が突然現れた場合は、脳神経外科や脳神経内科の受診を検討してください。
顔のゆがみ、ろれつが回らない、手足の麻痺などを伴う場合は救急要請が必要です。
車の運転を控える
視野障害や複視がある状態での運転は大変危険です。
症状がある場合は自分で運転せず、家族の車や救急車を利用して受診してください。
一過性の神経症状が消失しても、様子見をせず受診すること
症状が数分で治った場合でも安心はできません。
一過性脳虚血発作(TIA)の可能性があり、その後に本格的な脳梗塞を発症することがあります。症状が消えた場合でも、できるだけ早く脳卒中を診療できる医療機関を受診しましょう。
脳梗塞の予防法

脳梗塞の予防で最も重要なのは、動脈硬化を進める危険因子を管理することです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、心房細動などは脳梗塞の大きな危険因子です。
生活習慣の見直し
禁煙、適度な運動、塩分を控えた食事、十分な睡眠、過度の飲酒を避けることなどが基本です。
生活習慣病の治療管理
高血圧、糖尿病、脂質異常症がある場合は、医師の指示に従って治療を継続しましょう。
また、頸動脈の動脈硬化が疑われる場合には、頸動脈エコーなどの検査が行われることがあります。
抗血栓薬の服用
心房細動が見つかった場合には、脳梗塞予防のために抗凝固薬が必要になることがあります。
自己判断で中断せず、医師の指示に従って服用しましょう。

