3.Cat got your tongue?(どうして黙っているの?)
「Cat got your tongue?」は、直訳すると「猫があなたの舌を取ってしまったの?」という意味ですが、実際には「どうして黙っているの?」「何も言わないの?」と、相手に声をかけるときに使われる英語表現です。
この言葉の中の「猫」は、鬼や化け物といった怖い存在ではなく、いたずら者のカワイイ存在というイメージ。「猫に舌をとられたように話せなくなってしまった」というユーモアのある言葉です。
しかし、古代エジプトでは嘘をついた人の舌を猫に食べさせたという説や、海軍で使われていた鞭は、「Cat-o'-nine-tails(九尾の猫)」で、この罰を恐れて口を閉ざすという背景もあります。
4.Like a cat on hot bricks(落ち着きがない)
「Like a cat on hot bricks」は、「落ち着きがない」「そわそわしている」「じっとしていられない」という意味で使われる英語の慣用句です。
この言葉に猫が登場する理由は、猫が暑い場所が苦手な動物だから。もし、熱くなったレンガやブリキ屋根の上に猫が乗ってしまったら、足の裏が熱くてじっとしていられず、慌てて場所を移動しようとするというイメージです。
この情景から「不安や緊張でソワソワしている人」や「居心地が悪くて落ち着かない様子」を表す言葉として使われるようになりました。
なお、アメリカ英語では「Like a cat on a hot tin roof(熱いブリキ屋根の上の猫のように)」という表現がよく使われますが、どちらも意味はほぼ同じです。20世紀にこの慣用句をタイトルにした舞台作品もありました。

