こんな行動はNG!採血後に内出血が広がる・あざが消えない等ひどくなる原因
採血後の腕を揉んだり、すぐに重い荷物を持つ・激しい運動をすると、止まりかけていた血液が再び漏れ出して内出血が広がり、あざが消えにくくなります。
採血部位を指で揉むこと
採血直後に採血部位を指で揉んでしまうと、皮膚と血管の間に血液が押し広げられ、青紫のあざが広範囲に広がります。血液の病気がある場合は、わずかに揉んだだけでも点状出血が増えたり、色の変化が長く続くことがあります。採血後は揉まずに5分以上しっかり圧迫し、それでもあざが急に大きくなる・強い痛みや腫れを伴うときは、採血を受けた医療機関や血液内科へ早めに相談します。
腕に負荷をかけること
採血後すぐに重い荷物を持つ、腕に力を入れて作業するなど負荷をかけると、穿刺部位の血管から再度血液が漏れ、肘から前腕まで内出血が広がりやすくなります。血液の病気があるときには、負荷後に強い痛みや腫れ、握力低下が出ることもあり、神経や筋肉への影響が疑われます。採血当日は採血した腕に負担をかけないようにし、痛みや腫れが増す・指の動きや感覚がおかしい場合には整形外科や血液内科で早めに診察を受けることが勧められます。
止血時間が短い
止血時間が短く、十分に圧迫しないままテープを外したり帰宅してしまうと、止まりきらなかった血液が皮膚の下にたまり、採血後数日で内出血がピークになります。血液の病気がある場合は、内出血が1〜3週間以上続いたり、同じようなあざが全身に増えることがあります。採血後は医療者の指示に従って5分以上圧迫します。しかし、出血が続く・内出血が広がり続けるときは採血を受けた施設や内科・血液内科に相談し、急な大量出血では救急受診が必要です。
採血後の内出血で注意すべき症状は?
採血後に内出血があるだけでなく、電気が走るような痛みや持続するしびれ、指先の感覚低下が出る場合は、神経や深い組織への影響が疑われるため注意が必要です。
内出血箇所がどんどん痛くなる
採血した場所の痛みや腫れが時間とともに強くなり、熱を持ったり腕を動かしにくくなる場合は、血腫や炎症が広がっている可能性があります。患部を安静にして冷やし、痛みが増す・発熱を伴うときは、早めに採血施設や整形外科・内科を受診し、強い痛みや急な腫れがあれば救急診療の対象になります。
しびれ
採血後に肘から手指へ広がるしびれや電撃痛が続く場合です。まれですが針が周囲の神経を刺激した可能性があります。症状が軽いときは安静にしながら様子を見ますが、数日たっても改善しない・握力低下や感覚鈍麻があるときは整形外科や神経内科に相談し、急な麻痺は救急受診が望ましいです。
広範な内出血
採血部位から肘や手首方向へ広い範囲に内出血が広がり、他の部位にも原因不明のあざが増える場合です。凝固異常や血小板減少など全身的な病気が隠れている可能性があります。内出血の範囲が拡大する・鼻血や歯肉出血もみられるときは、早めに内科や血液内科を受診します。突然の大量出血などの場合は救急車の利用を含めた緊急対応が必要です。

