「血管を守るEPA」の効率的な摂取方法は「刺身」と「焼き魚」どっち?医師が解説!

「血管を守るEPA」の効率的な摂取方法は「刺身」と「焼き魚」どっち?医師が解説!

血管を守るEPAの効率的な摂取方法は「刺身」と「焼き魚」どっち?メディカルドック監修医がEPAの1日の摂取量・効果・多く含む食べ物・効率的な摂取方法なども解説します。

伊藤 陽子

監修医師:
伊藤 陽子(医師)

浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。

「EPA(エイコサペンタエン酸)」とは?

「EPA(エイコサペンタエン酸)」とは?

エイコサペンタエン酸は、オメガ3系脂肪酸(n-3系脂肪酸)の一種です。血液の流れを助けたり神経や免疫のはたらきを助けたりと、人間の健康維持に重要な役割を果たしています。

また、人間はEPAを体内で合成できないため食事で必要量を補給することが必要です。そのため、「必須脂肪酸」に分類されています。

EPAの1日の摂取量

EPAの1日の摂取量

EPAの1日あたりの目安量は、単独ではなくα-リノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)などを含む「n-3系脂肪酸の量」として以下のように設定されています。

■ 0~5ヶ月
・目安量:男女ともに0.9g
■ 6~11ヶ月
・目安量:男女ともに0.8g
■ 1~2歳
・目安量:男女ともに0.7g
■ 3~5歳
・目安量:男性1.2g、女性1.0g
■ 6~7歳
・目安量:男性1.4g、女性1.2g
■ 8~9歳
・目安量:男性1.5g、女性1.4g
■ 10~11歳
・目安量:男女ともに1.7g
■ 12~49歳
・目安量:男性2.2g、女性1.7g
■ 50~64歳
・目安量:男性2.3g、女性1.9g
■ 65歳以上
・目安量:男性2.3g、女性2.0g
■ 妊婦・授乳婦
・目安量:1.7g

n-3系脂肪酸のなかで成人の日本人がおもに摂取しているのは、EPAではなくα-リノレン酸といわれています。

小腸の切除や脳障害などによって、食事からの摂取が不足すると皮膚炎などが起こるものの、健康な方はn-3系脂肪酸の不足によって病気になるケースはほぼありません。

ただし、この目安量は日本人のn-3系脂肪酸摂取量の中央値を基準に、「不足を防ぐ」という目的で設定されています。そのため、血管を守る、より健康に過ごすなどを目的とするならば、意識して摂るよう心がけましょう。

配信元: Medical DOC

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