「血管を守るEPA」の効率的な摂取方法は「刺身」と「焼き魚」どっち?医師が解説!

「血管を守るEPA」の効率的な摂取方法は「刺身」と「焼き魚」どっち?医師が解説!

「血管を守るEPA」についてよくある質問

「血管を守るEPA」についてよくある質問

ここまで血管を守るEPAについて紹介しました。ここでは「血管を守るEPA」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

EPAに血液をサラサラにする効果はありますか?

伊藤 陽子(医師)

EPAは、血小板という血液を固める成分のはたらきを抑えて血液をサラサラにします。そのため、血管を守り、脳梗塞をはじめとする脳や心臓の病気のリスクを下げる効果が期待できます。EPAを摂取するには、日常の食生活に魚を取り入れるのがおすすめです。すぐに効果があらわれるものではないため、一時的でなく継続的に取り入れるよう食生活を見直してみましょう。
なお、日常的な食生活では基本的には問題にならないものの、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方がサプリメントや医薬品でEPAを摂取する場合、効果が重なって、出血リスクがより高まる可能性があります。血液をサラサラにする薬を処方されている場合、自己判断でEPAのサプリメントや医薬品を服用するのは避けてください。

EPAに血管を拡張する効果はありますか?

伊藤 陽子(医師)

EPAを含むn-3系脂肪酸には、血管を広げる物質の分泌を促して拡張させる効果があります。海外では、EPA摂取による血管拡張が血圧コントロールを助ける可能性があるという報告もあります。ただし、EPA単独に血圧を下げる強い効果があるわけではありません。あくまで補助として考えるべきでしょう。なお、動脈硬化や高血圧の治療に影響する可能性は否定できないため、現在治療を受けている方がEPAの摂取量を大きく増やす場合はあらかじめ主治医へご相談ください。

まとめEPAを上手に摂取して血管を守ろう

EPAは、血液をサラサラにしたり中性脂肪を減少させたりして血管を守るはたらきがあります。焼き魚ではEPAを多く含む魚の脂が流れて摂取量が減少するため、生食できるものが手に入った際は刺身で食べるとより効率的に摂取できます。

EPAを継続的に摂取することで血管が守られ、長期的には脳や心臓を守ることにもつながります。ぜひEPAを多く含む魚を積極的に活用し、上手に摂取量を増やしていきましょう。

「EPA」と関連する病気

「EPA」と関連する病気は5個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系

脂質異常症動脈硬化高血圧閉塞性動脈硬化症

脳神経外科の病気

脳梗塞

EPAを積極的に摂取することは、血管を守り、将来の脳・心臓などの病気のリスク低下につながります。毎日の食生活を少しずつ見直していきましょう。

「EPAが関連する脂質異常症」と関連する症状

「EPAが関連する脂質異常症」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

歩くと足が痛い

足が冷たい胸が痛い

動くと冷や汗が出る

背中が痛い

四肢や顔面の麻痺

ろれつが回らない

EPAが関連する脂質異常症は動脈硬化に関連しています。また、動脈硬化が原因となり体の血管が詰まることで、さまざまな症状がみられます。上記の症状は一部ですが、気になる症状があれば内科をまず受診しましょう。

参考文献

日本人の食事摂取基準2025|厚生労働省

腸内環境を介して産生される代謝物による免疫・アレルギーの制御|日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会誌

サンマのEPA・DHA保持率に及ぼす加熱調理の影響|日本調理科学会

海の幸を安全に楽しむために ~アニサキス症の予防~|農林水産省

配信元: Medical DOC

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