卵の保存方法や期間

保存方法
尖った方を下にすると、卵内部の気室が安定しやすく鮮度を保ちやすくなる性質があります。また、殻には、サルモネラ菌が付着していることがあるため、パックに入れたまま、10℃以下の冷蔵庫で保存してください。またドアポケットは、揺れによる衝撃でひびが入りやすく、ドアの開閉で温度が安定しないことがあります。卵はひびが入ると細菌が繁殖しやすくなります。ひびが入ってしまった卵は、早めに必ず加熱して食べましょう。
保存期間
賞味期限は、10℃以下の冷蔵保存を前提としています。期限を過ぎた卵は、充分な加熱後に食べることが可能ですが、保存や卵の状態に異常が無いか確認することが大切です。また、生の卵白には、卵内に侵入した菌を殺菌する働きがありますが、ゆでると機能が失われるため、固ゆで卵は殻を剥かない状態で保存し、2日程度で食べましょう。また、半熟卵や殻を剥いたゆで卵は、その日のうちに食べることをお勧めします。いずれにしても異臭がしないかなど、食べるときに確認することが大切です。
「卵に含まれるビタミン」についてよくある質問

ここまで卵について紹介しました。ここでは「卵に含まれるビタミン」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
卵に一番含まれるビタミンは何でしょうか?
西城戸 仁美(管理栄養士)
重量で比較すると最も多いのはビタミンEです。卵は複数のビタミンを含む食品ですが、ビタミンCや食物繊維は含まれないため、野菜や果物などと組み合わせると栄養バランスが整いやすくなります。
卵に含まれるビタミンのうち、重量で比較すると多いのはビタミンEです。全卵・生100gあたり、ビタミンEの一種であるα-トコフェロールは1.3mg含まれています。ビタミンB群では、パントテン酸が1.16mg、ビタミンB2が0.37mg、ビタミンB1が0.06mg、ビタミンB6が0.09mg含まれています。また、ビタミンAは210μg、ビタミンDは3.8μg、ビタミンB12は1.1μg、葉酸は49μg、ビオチンは24.0μg含まれています。一方で、ビタミンCは含まれていません。卵に含まれるビタミンの多くは卵黄に多く、卵白に含まれる量は限られています。卵は複数のビタミンを含む食品ですが、ビタミンCや食物繊維は含まれないため、野菜や果物などと組み合わせて食べると栄養バランスが整いやすくなります。
編集部まとめ
卵は、良質なたんぱく質とビタミン、脂質やミネラルが効率よく摂れる「完全栄養食」と呼ばれる食品です。しかし食べ過ぎると、脂質やたんぱく質の摂りすぎとなり、脂質バランスの乱れ、内臓への負担、腸内細菌の悪化など健康に影響が出ることが考えられます。またどんな食品も食べすぎは、体重増加や肥満の原因となります。鶏卵は1日1〜2個を目安に、卵だけでは不足しがちな栄養素を、野菜や果物で補い、食べ方を工夫しながら、毎日の食卓に取り入れることが大切です。
「卵」と関連する病気
「卵」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
脂質異常症動脈硬化食物アレルギーの病気
卵アレルギー
アナフィラキシー食中毒の病気
サルモネラ食中毒皮膚炎の病気
ビオチン欠乏による皮膚炎
「卵」と関連する症状
「卵」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
関連する症状
吐き気胃もたれ食欲不振
体臭
じんましん肌トラブル
肥満
参考文献
The Golden Egg: Nutritional Value, Bioactivities, and Emerging Benefits(Nutrients, 2019年)
Biosynthesis of ascorbic acid in chick embryos
養鶏協会|今だからこそ、大切な「たまごある食生活」
食品成分データベース|文部科学省
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