生姜に含まれる栄養と健康効果

生姜に含まれる栄養素
生姜には可食部100gあたり食物繊維が2.1g含まれており、そのうちの9割は「不溶性食物繊維」が占めています。カリウムは270mg含まれています。また、生の生姜に多く含まれる辛み成分であるジンゲロールは特に皮の近くに多く分布しており、生姜特有のシャープな風味を作っています。このジンゲロールは乾燥や加熱をすることでショウガオールという別の成分に変化するのが特徴です。
生姜の健康効果
不溶性食物繊維は水に溶けずに便のかさを増やし、腸の働きを活発にすることで排便を促す作用があり、カリウムは体内の水分バランスを保ちます。生の生姜に多いジンゲロールは、末梢血管を拡張して手足の先まで血液を巡らせます。また、抗菌作用をもつ成分が含まれるとされ、昔からお寿司のガリや刺身の薬味としても親しまれてきました。ただし、生姜だけで食中毒を防げるわけではないため、食品の衛生管理は適切に行うことが大切です。一方で、加熱や乾燥で生まれるショウガオールは、胃腸を刺激して内臓の働きを活発にすることで、体の深部から熱を発生させるのが特徴です。
生姜を食べ過ぎて現れる副作用は?

胃腸の荒れ・腹痛・下痢
過剰に摂取すると胃の粘膜を刺激しすぎてしまい、胃もたれ、胃痛、腹痛、下痢、胸焼けなどを引き起こす原因になります。
口内炎やのどの痛み
強い殺菌作用や刺激性があるため、生の生姜を大量にそのまま食べると、口の中や喉の粘膜を痛めてしまい、口内炎や痛みの原因になることがあります。
体臭
生姜の食べ過ぎが直接体臭の原因になるとは限りません。ただし、生姜を多く摂ることで体が温まり、汗をかきやすくなることがあります。汗そのものはほぼ無臭ですが、汗をかいたまま放置すると、皮膚の常在菌が汗や皮脂を分解し、汗臭さや酸っぱいにおいの原因になることがあります。汗をかいた後は、こまめに拭き取ったり着替えたりして清潔を保ちましょう。

