生姜を食べ過ぎた時の対処法

水分を多めに摂る
胃の中にある生姜の辛み成分の濃度を薄めるために、水分を摂りましょう。白湯(さゆ)や常温の水をゆっくり飲むのが効果的です。冷たい水は胃腸をさらに刺激して下痢や腹痛を悪化させる可能性があるため、避けてください。
胃に負担をかけにくい飲み物を選ぶ
生姜を食べ過ぎて胃痛や胸焼けがあるときは、白湯や常温の水を少しずつ飲み、胃への刺激を抑えましょう。牛乳や豆乳は一時的に胃酸による刺激を和らげることがありますが、胃の粘膜を修復するわけではありません。また、脂肪分の多い乳製品や酸味のある飲むヨーグルトは、かえって胸焼けを強める場合があるため、症状があるときは無理に摂らないようにしましょう。症状が強い場合や長引く場合は、医療機関に相談してください。
次の食事は無理をせず、胃を休める
生姜で胃が荒れているときは、次の食事は無理に摂らず、まずは胃を休めることが最優先です。お腹が空いてきたら、胃に負担をかけないおかゆやうどん、すりおろしりんご、温かいスープなどから少しずつ摂りましょう。反対に、脂っこいもの、酸味の強いもの、カフェイン類などは胃をさらに刺激してしまうため避けましょう。
紅生姜の食べ過ぎで現れる症状は?

紅生姜とは?
紅生姜とは、主に新生姜を塩漬けにした後、梅酢に漬け込んだものです。鮮やかな赤色は、本来は梅酢に含まれる「赤紫蘇(あかしそ)」の色ですが、市販品には着色料で色付けされているものもあります。生姜の辛み成分に梅酢のクエン酸による酸味が加わっているのが特徴です。紅生姜の1日の摂取目安量は10〜15g程度(小さじ2〜3杯程度)です。生姜としての刺激に加え、漬物であるため「塩分」が含まれていることを忘れてはいけません。
紅生姜の食べ過ぎて現れる症状は?
生姜そのものの成分による影響に加えて、塩分の過剰摂取による症状が強く現れます。目安とされる10〜15gほどでも約0.5〜0.8gの塩分が含まれており、これは副菜1品分の塩分に相当します。そのため、食べ過ぎることで体内のナトリウム濃度が上がって体が水分を溜め込もうとし、翌朝の顔や手足のむくみ、強い喉の渇きに繋がってしまいます。また、生姜本来の辛み成分に加え、紅生姜には梅酢由来の強い酸(クエン酸)も含まれています。特に空腹時に食べ過ぎると生の新生姜よりも強い胃痛や胸やけを起こしやすくなります。
食べ過ぎたときの対処法は?
水分を適度に補給することで、体内の水分バランスを整える助けになります。ただし、水を大量に飲めば塩分がすぐに排出されるわけではないため、無理に飲みすぎないようにしましょう。緑茶やコーン茶など利尿作用のある飲み物を選ぶと良いです。塩分を摂りすぎた日は、次の食事で濃い味付けや塩分の多い食品を控え、1日全体で塩分量を調整することが大切です。あわせて塩分の排出を促すカリウムを意識して摂りましょう。バナナやキウイ、トマトジュース、アボカド、ほうれん草などを取り入れるのがおすすめです。また、多く食べた日は、次の食事の醤油やソースといった塩味の強い調味料を控えめにするなど、1日トータルでの塩分バランスを意識して調整しましょう。

