「夏」の”塩分摂取量”はどのくらいかご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

「夏」の”塩分摂取量”はどのくらいかご存じですか?注意点も管理栄養士が解説!

夏の塩分量とは?メディカルドック監修医が一日の摂取量・効果・不足すると現れる症状・不足しやすい人の特徴・過剰摂取すると現れる症状・効率的な摂取方法などを解説します。

正留 昭子

監修管理栄養士:
正留 昭子(管理栄養士)

病院・介護付き老人ホームで給食管理・栄養管理業務に従事しました。人生経験を積んで管理栄養士資格取得し、食に関して周囲の方が笑顔になれるよう努めています。

「塩分」とは?

「塩分」とは?

一般的に「塩分」という言葉は広く使われていますが、栄養学的には厳密な表現ではありません。食品表示や健康管理の場面では、主に食塩、つまり塩化ナトリウムに由来する量を「食塩相当量」として示します。日常会話で使われる「塩分」は、この食塩相当量を指していることが多い言葉です。食塩に含まれるナトリウムは、体内の水分バランスの維持や神経伝達、筋肉の収縮などに関わる重要なミネラルですが、摂りすぎると高血圧などのリスクを高める原因になります。そのため、食品に含まれる食塩相当量や日々の摂取量を正しく把握することが大切です。

塩分とナトリウムは一緒?

塩分とナトリウムは同じものではありません。食品でいう塩分は主に食塩、つまり塩化ナトリウムの量を指します。一方、ナトリウムは食塩に含まれるミネラルの一種です。体内では、塩化ナトリウムがナトリウムイオンと塩化物イオンに分かれ、水分バランスの維持や神経伝達、筋肉の収縮などに関わります。食品表示や健康管理では、ナトリウム量を「食塩相当量」に換算して示すことが多いため、本稿では分かりやすさを重視し、主に「塩分」という言葉で説明します。

塩分は体にどんな効果がある?

塩(塩化ナトリウム)は体の中に入ると、ナトリウムイオンと塩化物イオンに分解され、「体液の水分バランス維持」「神経伝達」「筋肉の収縮」という生命維持に欠かせない重要な働きをしています。一方で、摂りすぎはむくみや高血圧のリスクとなり、大量の発汗や下痢・嘔吐で失われると脱水や低ナトリウム血症につながることがあります。

塩分の一日の必要摂取量は?

塩分の一日の必要摂取量は?

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、生活習慣病予防の観点から、食塩相当量の目標量は成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満、妊婦6.5g未満、授乳婦6.5g未満とされています。これは「これだけ摂取する必要がある」という量ではなく、摂りすぎを防ぐための目安です。日本人の一般的な食生活では食塩相当量が不足することは少なく、むしろ過剰摂取になりやすいため、日頃から減塩を意識することが大切です。

配信元: Medical DOC

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