夏に塩分が不足しやすい人の特徴

夏は気温が高く、普段以上に汗をかきやすい季節ですが、生活環境や活動量によって発汗の程度は異なり、水分や電解質のバランスに配慮が必要となる場合があります。発汗量が多い人は、水分や塩分の補給方法に注意するとよいでしょう。
不足しやすい人の特徴①屋外スポーツや作業する人
夏場に屋外や空調の効いていない屋内でスポーツをしたり、長時間の作業を行ったりする人は、大量の発汗に伴って体内のナトリウム(塩分)も一緒に失われやすくなります。汗には水分だけでなく塩分も含まれるため、水だけを大量に飲み続けると体調不良につながることがあります。運動量や作業量が多いときほど、水分と一緒に適度な塩分を意識して摂取することを心がけましょう。
不足しやすい人の特徴②激しい下痢や嘔吐がある人
激しい下痢や嘔吐が続くと、水分とともに塩分も失われやすくなります。そのため、体内の水分・電解質バランスが乱れることがあります。このような場合は、水分補給に加えて経口補水液などを活用し、塩分も適度に補給することが大切です。症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
不足しやすい人の特徴③食事量低下
夏バテによる食欲減退や、あっさりした麺類だけで食事を済ませてしまうなど、食事の摂取量そのものが低下している人も注意が必要です。塩分は主に食事から補給するため、著しい食欲不振が続くと摂取量が不足する可能性があります。特に高齢者では脱水も重なりやすいため注意が必要です。
塩分補給に効果的な食品

経口補水液・スポーツドリンク
経口補水液やスポーツドリンクは、水分と電解質を補給できる飲料として知られています。ただし、日常的な水分補給と、脱水時や大量発汗時の補給では適した飲料が異なります。スポーツドリンクは運動時や発汗時の水分補給に活用できますが、商品によって糖分や食塩相当量に差があります。一般的に、大量に汗をかいたときの水分補給では、食塩相当量として0.1〜0.2g/100mL程度を含む飲料が目安とされます。一方、経口補水液はスポーツドリンクよりナトリウムなどの電解質を多く含むため、脱水状態が疑われるときや、下痢・嘔吐、大量発汗などで水分と電解質が失われたときに適しています。普段の水分補給として常用するものではなく、持病がある方や医師から塩分制限を受けている方は、使用前に医師や薬剤師、管理栄養士に相談しましょう。
梅干し
梅干し1個(15g程度)の食塩相当量は商品によって異なりますが、塩漬け梅では約2g前後含まれています。クエン酸を含み、酸味があるため暑い時期でも食べやすい食品です。
タブレット、塩飴など
塩分タブレットや塩飴は、塩分と糖分を手軽に補給できる食品の一つです。食間やスポーツ、作業中でも手軽に摂取できます。塩ゼリーは冷やすと食べやすく、状況にあわせて選ぶとよいでしょう。

