夏バテに効く・予防する飲み物とは?

特定の飲み物だけで夏バテが改善するわけではありません。日頃からバランスのよい食事を基本に、十分な水分補給や睡眠、適度な休養を心がけることが夏バテ予防につながります。飲み物は不足しやすい水分を補う手段として上手に取り入れましょう。
水・麦茶
水や麦茶は日常の水分補給に適しています。麦茶には少量のミネラルも含まれ、ノンカフェインで子どもから高齢者まで飲みやすい飲み物です。
トマトジュース
トマトジュースにはリコピンやカリウムが含まれています。食塩無添加タイプを選ぶと塩分の摂りすぎを防ぎやすくなります。
レモン水
レモンの風味や酸味によって水を飲みやすく感じる人もいるため、日常の水分補給の選択肢として取り入れられます。ただし、レモン水そのものに夏バテの改善や疲労回復を促す十分な科学的根拠はありません。砂糖やシロップを加える場合は、糖分の摂りすぎにも注意しましょう。
牛乳
牛乳には100g当たり約3.3gのたんぱく質と約110mgのカルシウムが含まれています。食事量が少ないときのたんぱく質補給にも役立ちます。
飲むヨーグルト
飲むヨーグルトにはたんぱく質やカルシウムが含まれています(含有量は製品により異なります)。乳酸菌を含み、食欲が落ちやすい夏でも取り入れやすい飲み物です。糖分を多く含む製品もあるため、栄養成分表示を確認して選びましょう。
豆乳
無調整豆乳には100g当たり約3.6gの植物性たんぱく質が含まれています。牛乳が苦手な方でもたんぱく質を補給しやすい飲み物です。
温かい飲み物
冷たい飲み物ばかり飲むと胃腸に負担がかかる人もいます。胃腸の調子が優れないときは、白湯や温かいスープなども取り入れ、冷たい飲み物と組み合わせるとよいでしょう。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは、長時間の運動や高温環境での作業、大量に汗をかいたとき、食事が十分に摂れない時などの水分・電解質補給に適しています。一方で糖分を含む製品が多いため、日常の水分補給は水や麦茶を基本にし、状況に応じて使い分けましょう。なお、熱中症や脱水が疑われる場合には、スポーツドリンクではなく、ナトリウムなどの電解質をより多く含む経口補水液が適することがあります。ただし、経口補水液は普段の水分補給として常用するものではなく、必要に応じて医師や管理栄養士に相談してください。
栄養ドリンク
ビタミンB群などを配合した栄養ドリンクもありますが、糖分やカフェインを多く含む製品もあります。表示を確認し、日常的に頼りすぎるのではなく、基本はバランスの取れた食事と十分な休養を心がけましょう。
夏バテに効果がある飲み物と食べ物の組み合わせは?

麦茶と豚肉の生姜焼き
豚肉に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きを助けます。しょうがの香りや風味は、食欲が落ちやすい夏でも食事を取り入れやすくするのに役立ちます。麦茶は無糖・ノンカフェインで日常の水分補給に適しており、豚肉の生姜焼きと組み合わせることで、食事と水分を無理なく摂ることができます。
トマトジュースとトッピングそうめん
そうめんだけでは炭水化物に偏りやすいため、豚しゃぶや鶏ささみ、卵などを加えてたんぱく質を補いましょう。さらにきゅうり、トマト、大葉、オクラ、梅干しなどをトッピングすると、ビタミンやミネラルも一緒に摂ることができます。めんつゆの代わりにトマトジュース(無塩)と白だしを合わせる「トマトつゆそうめん」にすると、手軽に栄養をプラスできておすすめです。
白湯とうなぎ丼
うなぎにはビタミンB群やたんぱく質が含まれています。白湯など温かい飲み物を組み合わせることで、冷たい飲食が続いた胃腸への負担に配慮した組み合わせです。

