「鉄器」でひじきを煮るとステンレスより”何倍鉄分を摂取”できる?管理栄養士が解説!

「鉄器」でひじきを煮るとステンレスより”何倍鉄分を摂取”できる?管理栄養士が解説!

鉄器の調理器具や食器を使用することのメリットは?

鉄器の調理器具や食器を使用することのメリットは?

鉄分の補給

鉄器の鍋やフライパンで調理すると鉄が溶け出し、調理方法によっては食事から摂取できる場合があります。

保温性がある

鉄器は蓄熱性が高く冷めにくく保温性がよいです。また、食材に均等に火を通し旨味を引き出してくれます。

色素が安定する

アントシアニン系の色素は、鉄などの金属イオンを添加すると、錯体(キレート)を形成し安定な青色を呈するものがあります。鉄を含む調理方法をとることにより、鉄が色素と結合して色の変化を抑えることができます。黒豆を鉄鍋で煮ると色が安定したり、ナスの漬物を作るときに鉄くぎを入れることで色調が安定し、なすのナスニンは鮮やかな青紫色になります。

鉄器を使用する際の注意点は?

鉄器を使用する際の注意点は?

お手入れ

水滴がさびる原因になるので、完全に乾かすようにします。布で軽くふき取り湿気の少ないところで保管します。製品によっては洗剤やスポンジの使用や空焚き、急冷は鉄器の内部を傷つけ錆を誘発したり、ヒビが入ってしまったりするものもあります。購入した際の取扱説明書を確認してお手入れをしてください。

さびつき

鉄器は水分が残るとさびが発生しやすくなります。軽いさびであれば、お手入れをすることで引き続き使用できる場合があります。鉄器の表面にできる黒色の皮膜(黒さび)は鉄器を保護する役割があるため、通常はそのまま使用できます。一方、赤茶色のさび(赤さび)が広がったり、剥がれ落ちるほど進行したりした場合は、お湯が濁ったり金属臭が強くなったりすることがあるため、お手入れをしてから使用しましょう。

鉄分の摂りすぎに注意

鉄剤やサプリメントで鉄分を補給している人や、ヘモクロマトーシスなど鉄が体内に蓄積しやすい病気がある人は、肝臓や膵臓に鉄分が蓄積され、内臓に負担をかける可能性があります。鉄剤やサプリメントの併用なく、普通に調理や食器として使用している場合は、過剰に摂取する可能性は低いです。

配信元: Medical DOC

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